@ Wise-Hawk.com

Blog -マイクロソフトに一喜一憂する日常-

2008年7月付けで、Microsoft MVPを再受賞しました。
審査ではしばらくBlogを休止していたことなどを突っ込まれたんですが、どうにか合格ラインに達することができていたようで、2006年から3年連続で受賞させていただくことになりました。

【マイクロソフト MVP プログラム】
http://www.microsoft.com/japan/communities/mvp/default.mspx

ただ、受賞カテゴリ(Competency)は前回から変更になっています。
これまでは Infrastructure Architect だとか Management Infrastructure といった、特定製品に偏らない分野での受賞だったんですが、なぜか今回はSystem Center Configuration Manager での受賞になっています。。。

えーと、私は去年一年間ほとんどSMSやSCCMを触っていないんですが、どうしてこのカテゴリなんでしょか?? 受賞した本人が一番驚いているところです(^^;

まぁいただけるものはいただいておきたいんで、細かいところは気にしないことにします(・∀・;)
ただ、今までと違って日本人が他にいないカテゴリなので、ちょっと寂しいなぁとは思ったり...

---
せっかくなので今後はSCCM絡みのネタもしっかり書いたほうがいいなぁと思うんですが、ちょうど昨日付けでよいネタが入ってきました。

【Microsoft(R) System Center Configuration Manager 2007 Service Pack1 日本語版の提供開始】

http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=3483

SCCM2007SP1(日本語版)が提供開始されました。英語版は1ヶ月ほど前から提供開始されていますが、SMSの時代は日本語版提供開始まで半年以上待たされることもよくあったので、それに比べるとだいぶ早いですね。

SP1ではいくつか機能のアップデートやバグフィックスが行われていますが、最大のポイントはWindows Server 2008 (& Windows Vista SP1)に対応したことです。
これは単純にSCCMクライアントが対応したという話ではなく、Windows Server 2008 新機能の一つであるNAP(ネットワークアクセス保護)に対応したという点が大きいでしょう。今後は、NAP+SCCM構成による検疫ネットワークという案も検討していく価値が出てくると思います。

なお、SP1は下記からダウンロードできますので、ご興味ある方はお試しください。
ホントはここで私が率先して導入して、紹介するべきなんでしょうけどね( ;´・ω・`)

【Microsoft System Center Configuration Manager 2007 SP1 Update - 日本語】
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?displaylang=ja&FamilyID=5aae62e8-4b7f-4af7-be01-aefaa4bf059a

FY09のはじまり

|

今日からMicrosoftさん的には新しい会計年度、FY09の始まりですね。

ご存知のように、先月末をもってWindowsの生みの親であるBill GatesがMicrosoftの第一線から離れました。良し悪しいろいろあると思いますが、時代の大きな節目になることは間違いなく、これからのMicrosoftがどっちに向かっていくのか注目していきたいところです。

Bill Gates関連の振り返り記事とかは公式・非公式問わず山のようにありますので、適当にほかを参照いただくとして、いちおう公式ポータル・サイトだけ紹介しておきます。

【Bill Gates: Chairman】
http://www.microsoft.com/presspass/exec/billg/

Bill Gatesがいなかったら、(似たようなものはきっと代わりに登場していたんでしょうが)Windowsは生まれなかったわけで、それを作っているMicrosoftも存在しないわけで、さらにはインターネット社会なんてのもここまで普及していなかったわけで、改めて凄い人だったんだと実感します。まじめに。

別に直接の知り合いでもなんでもなく、過去に数回イベント等でBill Gatesを見たことがある程度でなんですが、きっとこの人がいなかったら私が今の仕事や技術をしていることもなかったんだろうなと思うと、FY09という新しい時代が幕開けるのは寂しさと期待が入り混じった複雑な心境です。

まぁBill Gatesがどっちにいこうと、これからも当分はMicrosoft関連の技術屋さんとしてのお仕事を中心に続けていく気持ちには変わりないので、これまでのBill Gatesの功績に感謝しつつ、新しいMicrosoftに期待を抱きつつ、これからもマイクロソフトに一喜一憂していきたいと思います。

どこもかしこも Hyper-V の話題でいっぱいですね。
US時間の26日、ついに Hyper-V の正式版が公開となりました。

私はかなりの数のBlogやWebサイトをRSS登録しているんですが、直近24時間に配信されたフィードをHyper-Vというキーワードで検索すると300件以上ヒットしますよ(@_@;)
完全なお祭り状態ですね...

一応こちらでも、簡単にその情報をまとめておきます。

まずは公式発表。

【Microsoft's Hypervisor Technology Gives Customers Combined Benefits of Windows Server 2008 and Virtualization】
http://www.microsoft.com/presspass/features/2008/jun08/06-26hyperv.mspx

150万件近くのベータ版ダウンロードがあった話とか、早期導入プログラムに参加した企業が250を超えていることとか、Windowsプラットフォームとしての親和性がVMware ESX Serverとはぜんぜん違うんだよんというちょっとした自慢とか、Hyper-Vの最終版が完成してダウンロードできるようになっていることとか、7月8日にはWindows Update経由での提供が開始されることとか、いろいろ書かれています。
さらには、Hyper-Vの完成そのものには直接関係があるわけではないんですが、Microsoft Assessment and Planning (MAP) Toolkit 3.1 も7月中に出てくるよーという話も含まれていたりして、本当に内容盛りだくさんです。

おそらく数日中に日本語抄訳も出てくるとは思いますが、なかなか充実した発表になっていますので、ぜひ原文を一読されることをお勧めします。

---
で、実際に提供されているモジュールがこちらです。
Hyper-Vを導入する端末(x64)だけではなく、管理コンソールを入れる32ビットマシン(x86)用の更新プログラムも提供されています。

【Update for Windows Server 2008 x64 Edition (KB950050)】
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyId=F3AB3D4B-63C8-4424-A738-BADED34D24ED&displaylang=en

【Update for Windows Server 2008 (KB950050)】
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyId=6F69D661-5B91-4E5E-A6C0-210E629E1C42&displaylang=en

あと、モジュールに関する技術情報はこちら(↓)。

【Description of the update for the release version of the Hyper-V technology for Windows Server 2008】
http://support.microsoft.com/kb/950050/en-us

日本語の資料もあるけど、まだRC1やRC0ベースのものばかりですね。RTM対応の日本語資料やWebサイトが出てきたら、随時取り上げていきたいと思います。

---
それから、仮想化担当GMの Mike Neil などのインタビュー動画が公開されています@myITForum。

【Hyper-V hits RTM interview with Mike Neil】
http://www.myitforum.com/absolutevc/avc-view.aspx?v=1036

【Hyper-V Part 1 - Architecture - Interview with PMs】
http://www.myitforum.com/absolutevc/avc-view.aspx?v=1037

【Hyper-V Part 2 - VM Snapshots - Interviews with PMs】
http://www.myitforum.com/absolutevc/avc-view.aspx?v=1038

---
主だった情報はこのくらいでしょうか。個別の技術情報とかについては、今後少しずつ整理していきたいと思います。

さてここからは個人的な感想ですが、今回のシステム完成によって、Microsoftはサーバー仮想化という分野においてようやくスタート地点に立ったのではないでしょうか。途中、Live Migrationをはじめとする一部機能の搭載見送りがあったなど、まだまだエンタープライズ環境で使用するには機能的に貧弱で、今後の早急な機能強化が求められるところです。
現時点っで仮想化によるサーバー統合等を推し進めているような先進的な企業にとっては、今のところライセンス回りを含めた"価格"以外に、Hyper-Vの明確なメリットをあげるのが難しいと思います。

ただそれ以外の企業にとっては、Windows OS標準機能として組み込まれることの意義はかなり大きいかもしれません。特にこれまで仮想化技術への取り組みを躊躇していた中小企業に対して仮想化への後押しをするという、重要な役割を果たしていきそうです。

今後は仮想化技術を採用する企業の裾野を広げるという役目を果たしつつ、一方で先行するVMwareに(まずは機能面で)追いつくための開発がスムーズに進むかどうかに注目していきたいと思います。

半年に一回開催されるコンピュータ処理能力コンテスト、"TOP500"。最近は発表のたびに国内メディアでも多く取り上げられるお馴染みの大会になってきました。

で、先日2008年6月版として最新のリストが公開されました。

【June 2008 | TOP500 Supercomputing Sites】
http://www.top500.org/lists/2008/06

第一位は今回のTOP500発表前にすでに話題になっていましたが、1秒間に1000兆回以上の演算を行ったIBM Roadrunner。スペックはBladeCenter QS22/LS21 Cluster, PowerXCell 8i 3.2 Ghz / Opteron DC 1.8 GHz , Voltaire Infiniband という感じでした。前回まで長年にわたって首位を独占してきたIBM BlueGene/L は2位に下がっています。

全体的な特徴としては、「Intelベースのプロセッサが75%と圧倒的(前回からも4%以上の上昇)」であったことや、「マルチコア、特にクアッドコアベースのシステムが着実に増えていること」などがありますが、全体的なところはこれぐらいにしておいて、当Blog的にはこの話題を取り上げておきます。

【Windows(R) HPC ServerがTOP500スーパーコンピューターの25位以内に初のランクイン】
http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=3472

第23位にWindows HPC Server 2008がランクインしています。最近はWindows HPCベースのコンピュータがTOP 500に登場するようになってきていますが、ここまで上位にランクインしたのは初めてですね。まもなくRCの提供が始まるWindows HPC Server 2008ですが、上々の滑り出しという感じでしょうか。
具体的なスペックを知りたい方は↓のリンクをどうぞ。
http://www.top500.org/system/details/8757

いわゆる上位に来る本物のスパコンとはまだまだ差がありますが、ハイパフォーマンス分野においてもWindowsの可能性が着実に示せるようになってきているのはよいことですね。

# しばらく時事ネタが遅れ気味になりますがご了承を。

毎年恒例の一大イベントTechEdですが、今年の開催セッションもほぼ確定し、すでに受付が開始されていますね。

【Microsoft Tech·Ed 2008 Yokohama】
http://www.microsoft.com/japan/teched/2008/default.mspx

私も毎年恒例のお祭りとして楽しみにしているんですが、さくっと公式サイトを確認してみた限りでの注目点を並べてみます。


  • 日程&会場
    いつもどおりという感じですね。8月最後の週、火曜日からの4日間@パシフィコ横浜です。

  • 会場内MCP試験が廃止?? or 有料に!? ヽ(`Д´)ノ
    これまでTechEd会場で「無料」で受けることができたMCP試験ですが、今年の開催概要見てもそのような記述がないんですよね...
    参加者特典ページ見る限りだと、単純に25%オフで受験もしくは予約ができるだけになる模様(´・ω・`)

  • 参加費やや高騰!
    一部の登録方式では、参加費が微妙に去年より上がってますね。。。石油価格上昇が原因か!?

  • 参加形態
    今年も通常の「フル エクスペリエンス パッケージ」に加えて、受講可能セッションを限定した「リミテッド パッケージ」が提供されていますね。お安いのはいいんですが4日間の行動がかなり狭められるため、個人的にはできる限り「フル エクスペリエンス パッケージ」での登録をお勧めします。

  • MMS併設に!
    昨年まで別日程・別会場で行われていたMMSが併設(実際にはTechEd内に吸収)という形で組み込まれています。説明では"より多くの方に参加してもらうため"となっていますが、MMSって去年までは無料で受けることができていたんですけどね。。。それが今年はTechEdに有償申し込みをしないと受講できないようになってしまいました...((( ;゚Д゚)))

  • ライトニングトーク
    という新しい試みが行われるようですね。
    http://www.microsoft.com/japan/powerpro/community/te08program/default.mspx

    公募により、一般参加者がプレゼンする機会を提供するようです。
    一人5分という短い枠ではあるものの、定型化された通常のセッションとは異なる視点を知ることができそうです。
    ※ 7/11まで、上記リンクにおいて応募を受け付けています。


  • レベルが
    去年までも徐々にその傾向がありましたが、今年はより一層Level 300のセッションが多いですね。。。Level 200が減ってくれるのはうれしいんですが、一方でLevel 400 Expertも減ってしまっているような気がします。ディープな話を聞きたいんだけどなぁ。
    またこれは例年同じですが、USのセッションに比べると製品概要とかのざっくりしたセッションの比重が大きいですね。特定技術に特化した深いセッションとか、逆にアーキテクチャ的な全体を俯瞰するセッションとかが省略されてしまっている感じです。


とりあえずぱっと見で気がついたのはこれぐらいですかね。
なんだか気がついた点だけを並べると、マイナスの要素が多いように見えてしまいますね(^^:
実際にはそんなことはなくて、変わらず残っている良い点がいっぱいあるものと信じています。

 
copyright(c) 2001- Wise-Hawk.com All rights reserved.