すでにUSのPressPassでの発表が行われてから1週間近く経ってからの取り上げになってしまいますが、日本語のPressPassも先日出たようなので改めて。
【マイクロソフト、Windows Vistaの製品ラインナップを発表】
http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=2601
簡単にまとめると、Windows Vista は合計6種類のラインナップになります。
※ うち1つは新興市場[emerging markets]と呼ばれる国でのみリリース。
Windows XPに関しても、気がつけば Tablete PC Edition だの Media Center Edition だのとバリエーションは出てきていましたので、特別多いわけではないと思いますが、それでもちょっと種類多いなぁというのが個人的感想。
特にビジネス用途で2種類(Business Edition & Enterprise Edition)用意されてしまうのは、ベンダーの立場からするとキツそう。こっちの企業(部署)ではこの機能が使えるのに、あっちでは使えないなんてことが多発して、混乱しそうで怖いです。分かりやすい機能の違いがある分には構わないんですが、表に出てこない微妙な違いもあったりするのかなぁ~…
ただ、機能が豊富な"Enterprise Edition"の説明文を読むと、「オペレーティングシステムをセットアップする際に必要なイメージファイルを全世界共通で1種類にすることが可能となります。」とあるので、基本的にはMUI版をベースにしたものなのかなぁとも想像できます。それなら逆にワールドワイド企業ではグローバルでの統一が計りやすくなって、管理もしやすくなるのかもしれません。
まぁ何はともあれ、私自身が個人として購入する分については、"Windows Vista Ultimate Ediition"(Windows Vistaの全ての機能を持つ最上位エディション)の64ビット版を迷うことなく選ぶことになるでしょう ( ̄ー ̄)
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# 以下、追記
Edition別の大雑把な機能比較が掲載されているページを見つけたので、合わせてご紹介。
【マイクロソフト、Windows Vistaの製品構成を発表】
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20060227/230948/
気になるビジネス用途の2つの違いを見ると、機能ベースでは"Windows BitLocker Drive Encryption", "Virtual PC Express", "Subsystem for Unix-based Applications", "多言語対応のインタフェース" というところの有無ですね。
"Windows BitLocker Drive Encryption" はTPM 1.2 をベースとしたセキュリティ実装ですね。ハードウェア側の対応も必要ですが、企業が Windows Vista 導入に踏み切る決め手になりうる機能です。"Business Edition"には入ってこないのかぁ…
"Virtual PC Express"は何だこれ?
初めて聞いた気がしますが、"VMWare Player"的なものなんでしょうか?あとで確認してみよう。
"Subsystem for Unix-based Applications" は SFU (Services for UNIX) の基本コンポーネントで構成されるもので、すでにWindows Server 2003 R2では提供されているものですね。まぁこれはたぶん標準で組み込まれなくても使える方法は用意されそうなので、特に問題ないかな(=エディション選択の基準にならない)と思いますね。
あと重要な点としては、"Enterprise Edition" はパッケージ販売なしですね。リンク先を見ると、SAかEA契約している企業限定となっていますが、さすがにそれだけだと狭すぎるように思います。おそらく、従来のVolume License 版相当の形で提供されるようになるのではないでしょうか。