すでに1ヶ月近く前のことになりますが、途中になってしまった Microsoft Tech•Ed 2006 Yokohama レポートの続きを。
本日は、Tech•Ed 3日目の出来事を必死に思い出しながら書いてみます。
# セッション・スケジュールは、公式サイトを参照のこと。
【IT プロフェッショナルに贈るスペシャル セッション: テクノロジの中にコンセプトあり!】
この日最初のセッションは、今年の Tech・Ed において最も異質なセッションといえるでしょう。特定の技術や製品にとらわれることなく、Microsoft がどのようなコンセプト・思想に基づいて IT ポートフォリオを組み立てようとしているのかを説明した、MSKK ITPro エバンジェリストによる相当抽象的なセッションでした。
なんといいますか、セッションのその場で何か新しい知識を身に付けるような内容ではなく、エバンジェリストが聴衆である全 IT プロに対して「語る」ことが最大のテーマになっていた感じです。
グッとくるものがいっぱいあったんですが、なかなかそれを改めて言葉で伝えるのが難しい。その場にいるからこそ伝わっくるセッションであったと思います。
【MVP特別セッション: Vista世代のTabletPC Technology】
二本目は、Microsoft MVP のみ参加可能な上記セッションに参加。
本当に本当に残念なことに、本セッションは NDA のため内容については書くことができないのです。ただ、間違いなく今年の Tech・Ed で最も楽しめたセッションでした。
『Windows Vista + Tablet PC 機能 + 最新 Tablet PC (H/W)』の組み合わせは実にすばらしいです!スピーカーの西谷さんが「Windows Vista は Tablet PC のためにある!」なんてことを冗談で言っていましたが、私にはそれが本気に聞こえました。
対応OSエディションにおいても間口が広がる Tablet PC on Windows Vista の展開により、今度こそ Tablet PC も太陽のあたるところに顔を出すことになる!かもしれません。
私自身はまだ TOSHIBA M200 (約3年前?のTablet PC)を現役バリバリで使用しているため、すぐに買い替え・買い増しをしようとは思いませんが、Windows Vista の発売の時期を見計らって購入熱が高まりそうな気配です。
- Lunch Time -
3日目の食事は、SQL Server 2005 をビジネスで取り扱う企業がスポンサーとなっている、READY Lunch なる立食形式のランチに参加しました。
いろんなスポンサー企業が会場内で展示・デモをしていたわけなんですが、まぁ大方の予想通り食事とおしゃべりに夢中になり、ブースを回ることなくタイムアップ!まぁそんなもんですよね…
【Birds of a Feather: 技術者の将来 - プログラマやシステムエンジニアのキャリアパスを考える】
午後最初のセッションは、Birds of a Feather (BOF) という有志が主体になって開催するセッションに参加してまいりました。同時間帯にあまり興味をそそるテクニカルセッションがなかったと言うのも理由のひとつですが、NT-Committee2 / システム管理者の眠れない夜 などで有名な柳原秀基さんがパネラーとして参加するので、話を聞いてみたかったというのが最大の理由です。
さて内容ですが、「35 歳定年説」なんていう言葉もたびたび出てくるこの業界における働き方や価値観、キャリアパスといったものをテーマとしたパネルディスカッションでした。
パネラーや参加者の話を聞いていて思った感想は二つ。ひとつはみんないろいろ悩んでいるんだなぁということを改めて実感できたこと。もうひとつは、なんだかんだで今の私はかなり恵まれているほうなのかもしれないということ。苦労や悩みは尽きないんですが、それでも他の人に比べて圧倒的に制約が少ない中で、ほぼ自分の好きなことを好きなように業務として取り組めていますからね。。。
まぁそんな感想をここに書いて何になる?って感じではありますが。
【T2-405 Windows Vista における新しいクライアント PC の管理技術】
4つ目のセッション。なんと、いわゆる普通のテクニカルセッションに参加するのはこの日初めてだったりします(^^;
本セッションの内容は、私の専門分野のひとつでもある「クライアント管理」がテーマ。 Windows Vista の管理系で役立つ新機能(改良されたイベントビューア・コンソール、イベントログベースのタスク実行機能、セキュリティ系を中心とした Group Policy の拡充、UAC などなど)について、デモを中心に解説が行われました。
内容はまぁ Windows Vista をすでに利用しているテスターから見れば基本的なことばかりではありましたが、ひとまとめに管理系の機能を凝縮して確認することができ、なかなか有意義なセッションでした。
【T6-319 マイクロソフトが提供する仮想化技術とロードマップ】
この日最後のコマは、最近最もホットな話題である「仮想化」をテーマとしたセッションに参加しました。
このセッションは今年の Tech・Ed における数少ない外国人スピーカーセッションでした。今年はあまりに外国人セッションが少ないです。というか、年々外国人ゲストスピーカーの数が減っているように感じるのは気のせいか?
セッション内容は、タイトルにまさに忠実。Microsoft が取り組む仮想化技術のロードマップと、よくみる仮想技術を利用できるシナリオを中心とした説明でした。
まぁ知っている人にはもはや当然であるような内容である一方で、なんとなく“仮想化”という言葉が最近流行っているみたいと思って参加した人には敷居がやや高いような、なんともターゲティングの難しいセッションだったと思います。デモがほとんどなく、スクリーンショット・ベースでの説明が中心であったのが何よりも残念。
セッション中、なかなか大きな地震が発生して会場も大きく揺れたんですが、講師の方は何食わぬ顔で堂々と説明を続けていました。その点だけ、1ヶ月たった今でも鮮明に覚えています…
- Community Party 2006 -
全セッション終了後、MVP や各種コミュニティを対象としたパーティが行われ、そちらに参加してきました。
このイベント、個人的にも大変楽しみにしていたのですが、蓄積された疲労で頭痛が厳しく、意識朦朧の状態での参加となってしまいました(TДT)
翌日もセッションがあることを考え、結局 ご近所さんに一通り顔合わせの挨拶をした後は少し休んでから引き上げました。なんとも残念なことをしたものだと思いますが、まぁこういう日もあるものです。
久々に文章をまともに書いたためか、まとまりのないダラダラした文章になってしまいましたが、これにて Tech・Ed 2006 3日目 のレポートは終わりになります。次は、最終日の様子を思い出しながら書き出します。