2006年10月アーカイブ

マイクロソフトから最新のマウス、“Microsoft Wireless Notebook Presenter Mouse 8000” の国内発売予告が発表されました。
# 米国ではかなり前に発表されていた製品ですが、このたび国内での発売も決定した製品です。

【Microsoft Wireless Notebook Presenter Mouse 8000】
http://www.microsoft.com/japan/hardware/laser/wi_note_pre8000.mspx
この「マイクロソフト ワイヤレス ノートブック プレゼンター マウス 8000」、何がすごいってプレゼンター機能レーザー ポインタというプレゼンテーションを支える2つの技術が組み込まれていることです。

レーザーポインタ+プレゼンター機能の基本部分 (PgUp/PgDown) をカバーするプレゼンテーション専用レーザーポインタは一般的になりつつありますが、それらがマウスに組み込まれるのはおそらく初だと思います。

プレゼンテーター機能は、マウスの「裏側」についているボタンを使って実現されます。裏側のボタンはよくある PgUp/PgDown 機能だけではなく、PowerPoint のスライドにコメント等を記入できるデジタル インク機能、プレゼンテーションの BGM 等で使われる音楽ファイルを再生、停止、音量調整するメディア キーなどが搭載されるようです。

これらの機能を巧みに操ったプレゼンテーションができれば相当 Cool でしょう。
もちろんプレゼンテーション資料や発表そのものが悪ければ逆に危険な存在にもなりえますが…

なお、他にも最近改めて普及しつつある“拡大鏡”機能や、画面の切り替えをサポートする“インスタント ビューア”機能なども付属しており、その他のスペック的にも申し分ありません。

発売日が12月1日とまだもう少しだけ先になりますが、"Microsoft Office PowerPoint 2007" あたりと合わせて購入すれば、一気に生産性が上がるはずです。

ちなみに上記URLの「ご注意」という欄には “Windows XP Service Pack 2 以外の OS では動作しません”なんて注意書きがありますが、Windows Vista は正式にサポートされるんでしょうか・・・( ;´・ω・`)

SMS 2003 を学習したいという方に推奨できるコンテンツを、いくつか取上げてみます。

もちろん本来は 「Systems Management Server 2003 コンセプト・計画・導入ガイド」などのSMS 2003 製品ドキュメント が基本中の基本ということになってくるのですが、それだと“重たい”と感じる人も多いと思います。
というわけで今回は microsoft.com 以外のサイトに掲載されているコンテンツをご紹介します。

【Introducing Microsoft® Systems Management Server (SMS) 2003】
http://www.myitforum.com/inc/upload/8804SMS2K3_Tour.zip

SMS の基本的な考え方から各機能の説明まで説明された PPT 集で、アジェンダだけご紹介しておきますと、

  1. Systems Management Overview
  2. Site Deployment
  3. Client Deployment
  4. Advanced Clients
  5. Software Metering
  6. Queries & Reports
  7. Advanced Security
  8. Patch Deployment
  9. General Troubleshooting
  10. Advanced Client Troubleshooting
  11. Policy Troubleshooting
という構成になっています。
かなりの分量が丁寧にまとめられており、Web からだれでもダウンロード可能なマテリアルとしては最もお奨めできます。
SMS 初心者の方が1から学ぶための教材としても、ある程度理解しているけど改めて体系的に学びたいという人が確認する資料としても有用でしょう。

【SMS 2003 Update Management】
http://www.myitforum.com/inc/upload/10842SMS%202003%20Update%20Management.zip

SMS 2003 & ITMU を使った更新プログラム管理の概略がまとめられた PPT です。

【Field Guide to SMS 2003】
http://www.myitforum.com/inc/upload/9313Field%20Guide%20to%20SMS%202003.zip

こちらは PPT ではなく DOC ですが、SMS 2003 の基本的なところを一気に抑えるにはよい文書かと。

【A list of log files that are created in Systems Management Server 2003】
http://www.james-n.co.uk/SMS/SMS%20Log%20Files%20Description.pdf

SMS 2003 を知る上で、大量に吐き出されるログファイルの確認は欠かせません。上記 PDF ファイルでは、SMS 2003 で生成される各種ログファイルの一覧と概要が説明されています。

【A description of inbox folders and how they are used in Systems Management Server】
http://www.james-n.co.uk/SMS/SMS%20Inboxes%20Description.pdf

同じく SMS 2003 を知る上で欠かせない "inbox" フォルダの概要を説明しています。


まだまだ Web 上には充実したコンテンツが転がっていますが、とりあえずこんなところでしょうか。
あとはもう少し日本語の資料が拡充してくると、さらに SMS の活躍の場が広がるんでしょうが。。。

AD 関連でたいへんタメになる Blog 記事を見つけたのでご紹介。

【Active Directory limits】
http://blogs.technet.com/mcs-ireland-infrastructure/archive/2006/10/14/active-directory-limits.aspx

Active Directory 環境における、ユーザー/コンピュータ等のさまざまな "Limits" が解説されています。
たとえば、

  • コンピュータ オブジェクトやユーザー オブジェクトに適用可能な GPO は 999個まで。
  • ひとつのドメインを構成できる Domain Contoller は、1,200台まで。
  • Windows 2000 ベースの AD では、ユーザーやコンピュータが所属できるグループの数は 5,000 グループまでだった。Windows Server 2003 ベースの AD では制限なし。
  • GUI ベースで設定可能な UPN 件数は最大 850 個。
などなど。
普通に Active Directory を利用する分には、なかなかこれらの限界点に悩まされることはないだろうと思いますが、万が一ということも考えて頭の片隅にでも入れておくとよいかと思います。

Microsoft.com のサイトに、自社のインフラ管理レベルを判定する簡易アセスメントツールがあります。

【Infrastructure Optimization Self-Assessment Tool】
http://www.microsoft.com/technet/infrastructure/iom_assessment.mspx

Identity and Access Management, Desktop Device and Server Management, Security and Networking, Data Protection and Recovery という4つの観点から合計33個の Yes/No に答えると、即座に判定結果が表示される仕組みになっています。

結果はそれぞれのカテゴリごとに、これまた4つのレベル(Basic, Standardized, Rationalized, Dynamic) で示されます。あくまでも “Microsoft 流の Windows インフラ最適化” という観点でのアセスメントであり必ずしも IT インフラ全体を適切に判断できるわけではありませんが、とはいえ分かりやすく自社の現状を判断することができるかと思います。5分程度で実施できますので、ぜひ一度お試しあれ。

おそらく一般的な企業ですと、たいていのカテゴリで Standardized と Rationalized あたりに印がつくことになるでしょう。最高ランクである Dynamic を取るのはかなり難しいと思います。逆にひとつでも最低ランクの Basic にチェックが入ってしまった場合は、かなり改善の余地があると見てよいです。

Operations Manager 2007 Wiki

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Wiki をひとつご紹介。

【Operations Manager 2007 Wiki】
http://opsmgr2007.wikidot.com/

タイトルのとおり、MOM 2005 の後継製品にあたる、System Center Operations Manager 2007 (SCOM2007) に関する Wiki です。
まだまだ内容は乏しいですが、いくつかのページはすでに十分な情報がまとめられています。製品リリースまで徐々に充実してくるでしょう。

なお SCOM 2007 のプログラム自体は、現在 Public Beta として Microsoft Connect からダウンロード可能です。ご興味があればぜひ。

しばらく前から設置されている ITPro のコンテンツをひとつ。

【すべてわかる仮想化大全】
http://itpro.nikkeibp.co.jp/99/virtual06/index.html

"すべてわかる" なんていう感じで大きく出ているだけあって、程よく昨今の仮想化技術に関する概要が並べられています。仮想化という言葉の波についていけていない人向けに薦める「最初のステップ」として良いのではないでしょうか。

なお、同コンテンツの記事すべてを網羅している書籍もすでに発売中です。

【すべてわかる仮想化大全―VMware/Virtual Server (大型本)】
http://www.amazon.co.jp/gp/product/482223410X

紙面ベースでじっくり眺められるので購入する価値はあるかと思いますが、お値段が ¥2,800 とややお高め。というか、ほぼすべての内容を上記 Web 上で読めるのにこの値段になってしまうのはなぜ??
とりえあず Web のほうを抑えておきましょう...

ここ最近は私の記憶によみがえることのなかった ADFS (Active Directory フェデレーションサービス) ですが、本日ふと思い出す機会がありました。
せっかくなので思い出しついでに、参考情報を並べてみます。

【ADFS Documentation Blog】
http://blogs.technet.com/adfs_documentation/default.aspx

ADFS にもちゃんと専門 Blog が存在します。
投稿数は多くありませんがひとつひとつ丁寧に記述されているので、適度に RSS とか使って流し読みしておくと後々役に立つことがあるかもしれません。

【TechCenter: Active Directory Federation Services】
http://technet2.microsoft.com/windowsserver/en/technologies/featured/adfs/default.mspx

いわゆるポータル的な存在がこちら。TechNet 内の主要な ADFS 関連情報がまとめられています。

【Windows Server 2003 R2 の Active Directory フェデレーション サービス (ADFS) の概要】
http://www.microsoft.com/japan/windowsserver2003/R2/identity_management/ADFSwhitepaper.mspx

とりあえず日本語での情報が欲しい、という場合はこちらになるでしょうか。
まぁこれだけ日本語になっていても、うーんさてどうしたものか、、、という感じですが。

で、実際に構築してみたくなった場合は、

【Active Directory フェデレーション サービス展開のステップ バイ ステップ ガイド】
http://www.microsoft.com/japan/windowsserver2003/R2/identity_management/ADFSdeployguide.mspx

こちらに従って手順を踏めば、最も基本的なADFS環境を作ることができます。


なお 2005年の Tech・Ed Yokohama に参加した方に関しては、「T5-362 : Windows Server 2003 R2 Active Directory Federation Services (ADFS) の全貌」 というセッションの資料やセッション映像が有用です。

ADFS は1年やそこらで普及するような仕組みではありませんが、コンセプトとしては非常に面白いものがあり、将来的には必須の存在になっていく可能性を秘めています。ご興味と時間があればぜひ一度環境を作って見ることをお奨めします。

Microsoft から大変興味深い PressPass が公開されました。

ここ最近 Microsoft が特定分野に強いIT企業を次々と買収していたのはご記憶のとおり(参考リンク:Sysinternals に続く DesktopStandard)ですが、その買収効果が目に見える形で出てくることになりそうです。

【Software Assurance Add-on Delivers Dynamic Desktop】
http://www.microsoft.com/presspass/features/2006/oct06/10-17Desktop.mspx

上記プレスによると、Microsoft は SA 契約を結ぶ企業向けに、Microsoft Desktop Optimization Pack for Software Assurance なるクライアントシステム管理ツールセットを提供することを発表しました。
このツールセット、Microsoft SoftGrid を中心に4つのアプリケーション群によって構成され、Windows デスクトップ環境を安価かつ高品質に管理することを目的としています。

具体的には、

  • Microsoft SoftGrid
    今年7月に Softricity から買収した、ネットワーク配信によるアプリケーション仮想化システム "SoftGrid" をベースにしたもの。
     
  • Microsoft Asset Inventory Service
    インベントリを収集し、ソフトウェア・アセットのライフサイクル管理をサポートするツール。
     
  • Microsoft Advanced Group Policy Management
    今月買収したばかりの DesktopStandard の製品を基にした、グループポリシー管理支援ツール。
     
  • Microsoft Diagnostics and Recovery Toolset
    今年7月に買収した Winternals (Sysinternals) より。クライアントシステムのリモート診断や障害対応を容易にするツールセット。
という構成になっています。

より詳細な情報や各ツールの具体的な情報は、下記ページから確認することができます。

【Windows Vista: Optimizing the Windows Desktop】
http://www.windowsvista.com/optimizeddesktop

これらクライアント管理をサポートするツール群ですが、US 10$/client (1年単位)という相当格安で提供される模様です。一部ツールに関しては無償での提供も期待があったため、それに比べればやや残念ではありますが、相当コストパフォーマンスのよい内容と価格であることは間違いないです。
また、既存の管理製品である SMS 等とも上手く相互強化する方法も検討されている模様です。

リリースは 2007年1月とまだもう少し先になりますが、Windows Vista のリリースと合わせて今から楽しみです!

これまで何度か(これとかあれとかそれとか…)取上げてきた表題の問題ですが、ようやく解決に向けての正式回答が示されました。

これまでの流れを簡単に振り返りつつ、現状をまとめてみます。

【問題点】
SMS 2003 ITMU (Inventory Tool for Microsoft Updates) を使用して更新プログラムを配布すると、各クライアントでのスキャン実行時やサーバー側での同期時に CPU 使用率が100%で張り付く。張り付く時間はマシンスペックにも寄るが、大体5分~10分間ほど。
また同じような問題が、MBSA 2.0Windows Update Agent を使ったプログラム使用時にも発生する。

# スキャン = 更新プログラムの適用状態(適用済みのもの, 適用が必要なもの)を調べるプログラム

【原因】
スキャン実行時に使用される定義ファイル (wsasuscan.cab) の“格納ファイル数の限界”を超えてしまったため。

--補足--
wsusscan.cab には、過去にリリースされたあらゆる更新プログラムの情報が多数のテキストファイルに分散して記述されています。このテキストファイルの数がキャパを超えてしまったため、CPU がフル回転する現象を引き起こします。

なお、CAB としての格納ファイル数リミットは 64,000 ファイルです。

【これまで提示されていた回避策】
KB924513: WSUSScan.cab ファイルの変更 にあるように、Microsoft では明らかに不要になった定義ファイルを削除することで、wsusscan.cab に含まれるファイル数の削減を図りました。8月後半のことです。

これによって CAB の限界点よりはファイル数が抑えられ、ある程度の改善が図られたものの、なおスキャン実行時にはCPUフル回転の状態が発生し続けました。

【このたび提示された解決策】
Microsoft は wsusscan.cab ファイル自体の工夫による問題解消は困難と判断し、新しいフォーマット形態である wsusscan2.cab を設計・リリースすることを発表しました。合わせて SMS ITMU などのツールも、wsusscan2.cab をもとにスキャン実行するようにプログラムのアップデートが行われます。
 ⇒ KB926464: Windows Update オフライン スキャン CAB ファイルの新しいバージョンが公開される

この新しい CAB ファイルおよび関連ツール群は来月11月にリリースされる予定です。(日時は未定)
つまり11月にリリースされ次第、必要なアップデート処理を行うことにより、問題は解決されることになります!

なお、SMS ITMU 新バージョンのシステム要件は、現行のものと特に変わらないとのことです。

【補足・考慮点】
ファイル数の限界という問題を抱えている現行の wsusscan.cab ですが、今後もしばらくはメンテナンスを加えながら更新プログラムのリリースと共に更改されていきます。

しかし、Microsoft は wsusscan.cab のサポートを 2007年3月 で終了させる予定です。それ以降は現行の CAB ファイルを用いたスキャンを実行してもエラーが返ってくるようになります。つまり、遅くとも 2007年3月 までにスキャンファイルや関連モジュールのアップデートを行う必要があります。
これは SMS ITMU に限った話ではなく、MBSA 2.0 のオフラインスキャンを実行するケースや、wsusscan.cab ファイルを参照する独自プログラムを使用している場合も対応が必要です。
# より詳細な情報は、KB926464 を参照のこと。

また新しいほうの wsusscan2.cab ですが、こちらは新しい更新プログラムがリリースされるごとに定義情報が“追加”されるのではなく“上書き”または“書き換え”によって順次古い情報が削除されていく仕組みになります。そのため、極端に古い更新プログラムはスキャンできなくなる可能性があります。

【関連情報】
本件に関して、2つほど関連記事を紹介。

- Microsoft says ITMU fix is near -
http://searchwinit.techtarget.com/originalContent/0,289142,sid1_gci1222844,00.html?track=NL-118&ad=567171&asrc=EM_NLN_628107

- ITMU Update - November 2006 -
http://myitforum.com/cs2/blogs/gramsey/archive/2006/10/12/ITMU-Update-_2D00_-November-2006.aspx

- The definitive response to ITMU updates... -
http://myitforum.com/cs2/blogs/rtrent/archive/2006/10/17/The-definitive-response-to-ITMU-updates_2E002E002E00_.aspx

【結論】
端的にまとめると、SMS ITMU や MBSA 2.0 などの該当プログラムを使用しているユーザーは、11月の新スキャン定義ファイル (wsusscan2.cab) リリース後に必要な処置を実施すれば OK です。これで不自然なリソース消費に悩まされることはなくなるはずです。

また、リソース消費が気にならないという場合であっても、現行の定義ファイル (wsusscan.cab) は来年3月までしか使用できないため、遅くともそれまでに処置を施す必要があります。


以上、久々の長文でした。

Microsoft Power to the PRO

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microsoft.com/japan 内で、またひとつ新しいポータルができたようです。

【ITエンジニアのための総合ポータル「Power to the Pro」がオープンしました】
http://blogs.msdn.com/hiroyask/archive/2006/10/10/
IT_A830F330B830CB30A2306E305F3081306E30CF7D0854DD30FC30BF30EB300C30_
Power-to-the-Pro_0D304C30AA30FC30D730F33057307E3057305F30_.aspx

で、実際のポータルサイトがこちら。

【Microsoft Power to the PRO】
http://www.microsoft.com/japan/powerpro/default.mspx

説明文には、

マイクロソフトは、2006 年秋より、Power to the PRO キャンペーンをスタートし、期限を設けず、恒久的に IT プロフェッショナルの皆様をサポートしていきます。
とあり、現在のトップ情報では4つのS(Solution, Satisfaction, Skill, Synergy)を約束する旨の宣言が書かれています。

さてこのポータルが今後どうなっていくか見物ですが、現時点では正直ただのリンク集だなぁという印象です。とりあえずリンク先を一通りクリックしてみましたが、どれも日常よくアクセスするトップページばかりであって、直接何かの情報にたどりつけるというわけではないのです。結局その先でさらに情報を探す術を知っていなければ、必要な情報にたどりつけません。

私自身めったに「ポータルサイト」と呼ばれるものを使わない(検索サイトで済ませる)タイプなので需要のほどがよく分からないのですが、ポータルサイトを必要とする方々にとって本当に意味のあるサイトに育っていってくれることを期待します。

あまり該当する方はいないと思いますが、MOM 管理パック関連で情報をひとつ。

【MOM 2005 Base OS Management Pack version 05.0.3500.0000 has been withdrawn due to technical issues】
http://blogs.technet.com/smsandmom/archive/2006/10/06/MOM-2005-Base-OS-Management-Pack-version-05.0.3500.0000-has-been-withdrawn-due-to-technical-issues.aspx

MOM 管理パックのひとつである "Windows Base Operating System Management Pack for MOM 2005" ですが、数週間ほど前に最新バージョンである 05.0.3500.0000 がリリースされていました。(英語版のみ)
しかし、このバージョンでは MOM Service が適切に開始しなくなるなどの問題が発生するようです。

MOM Base OS 管理パックをバージョンアップした方、ここ最近新規に MOM を導入して管理パックを入れてみた方、なんかは要注意です。該当する場合は、一時的に管理パックのロールバックをすることをお奨めします。以前のバージョン (05.0.3100.0000) は当該ページよりダウンロード可能です。

これまで H/W ベンダーからの OEM としてのみ提供されてきていた Windows Server 2003 Datacenter Edition (R2) ですが、2006年10月より提供形態が大幅に緩和・拡大されました。また、それにあわせてライセンス形態の変更も行われています。

【Microsoft Builds on Windows Server Datacenter Edition’s Reliability and Scalability with Unlimited Virtualization Rights】
http://www.microsoft.com/windowsserver2003/evaluation/news/bulletins/datacenterhighavail.mspx

最大の変更点は、Volume License プログラムを通じて、誰でも Datacenter Edition を入手できるようになったことです。従来は Datacenter High Availability Program のもと 特定 H/W ベンダーからのみ購入できる代物でしたが、一般企業が相当気軽に購入できるようになりました。

もう一つの大きな変更点は、最近最も熱い仮想化技術に絡むライセンス形態の変更。
今後は Datacenter Edition のライセンス1つ (per processor) で、その上で稼動させる Windows Server 2003 (Standard/Enterprise/Datacenter Edition) 仮想 OS を無制限に利用できるようになりました。

この新形態は、 Windows Server "Longhorn" の Datacenter Edition にも適用されることがすでに発表されています。

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なお公式発表内に記載はありませんが、1プロセッサあたりの価格は $2,999 (CAL は別途必要) のようです。仮想化技術とうまく組み合わせて使用できれば、Datacenter Edition の堅牢さとコストメリットの両面を享受することができそうです。楽しみが増えてまいりました。

Microsoft による Sysinternals (Winternals Software LP) 買収劇は今から2ヵ月半前のこと。すでに感覚的には1年前のことのようにも感じますが、この度 またまた個人的な驚きを生む買収が行われました。

【DesktopStandard Corporation Is Acquired by Microsoft】
http://www.desktopstandard.com/PressReleases/02Oct2006.aspx
# Microsoft 側は 正式な PressPass を出していないようなので、相手側の発表記事へのリンクです。

DesktopStandard Corp. は、日本での認知度はかなり低いかもしれません。私のように Windows インフラ周りにどっぷり使っている人種でないと、初めて聞くという方も多いかと思います。
しかしこの企業は Sysinternals 同様に、一部のシステム管理者から相当強い支持を得ている企業でして、Group Policy 関連の管理製品開発に特化していることで有名です。私も何度か DesktopStandard の製品 (GPOVault, PolicyMaker Standard Edition) を利用する機会があったのですが、一般的にどうしても煩雑になりがちなグループ ポリシーの管理を相当楽にしてくれる、まさに痒いところに手が届く製品をリリースしてくれていた企業なわけです。
社員も熱い思いを持っている人が多いらしく、なんとこの会社、複数名(少なくとも4人) の Microsoft MVP for Group Policy を抱えています。

そんな独創的な DesktopStandard ですが、このたび Microsoft に買収されることになりました。GPMC との連携を中心としたポリシー周りの管理製品の強化、を重要な目的としての買収との事です。

個人的率直な感想は、Sysinternals (Winternals) のとき同様、うれしさ半分・寂しさ半分という感じでしょうか。優れた製品が Microsoft ブランドに取り込まれることによる普及効果が見込まれる一方、やはりこの手の Microsoft では作れない製品を作り続ける企業として残ってほしかったという思いもあります。
まぁどうこういっても仕方がないので、よい方向に進むことを期待します。

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それにしてもここ最近の Microsoft による買収は、Winternals や DesktopStandard, あるいは Softricity や Azyxxi と、ピンンポイント(特定エリア)での強みをもつ企業を引きずり込む方針が非常によく分かりますね。流れ的に次はあそこだろう、と思ってしまう企業がいくつも頭に浮かびます┐(´ー`)┌

休止期間中情報 Round up の後半戦。今回は各種製品β版を中心とした、ダウンロード提供開始情報が中心です。

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Systems Management Server 2003 の最新 Service Pack となる "SP3" の、 TAP プログラムが案内されました。 SP3 は Windows Vista や Windows Server "Longhorn" といったOSを正式にサポートする他、SMS 2003 Asset Advisor (先日買収した Asset Metrix の製品をベースとしたもの) という新機能が追加されます。

この SMS 2003 SP3 TAP プログラムですが、Connect サイト等での一般公開はされません。早期評価をしたい方は、下記 Nomination Survey に回答しておく必要がありますので、SMS 関係者の皆様はアンケートを埋めておきましょう。

【Systems Management Server 2003 SP3 Nomination Survey】
https://www.surveymonkey.com/Users/61104465/Surveys/377402472225/50120524-63CA-4A93-995A-7EECAD788B03.asp?U=377402472225&DO_NOT_COPY_THIS_LINK

なお、SMS 2003 SP3 の正式リリースは、現時点で 2007年5月を目標としているようです。(未確定情報)

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SMS 関連でもうひとつ。SMS 2003 Desired Configuration Monitoring (DCM) 2.0 が提供開始となりました。
こちらは通常のダウンロードサイトから入手可能です。

【Microsoft Systems Management Server 2003 Desired Configuration Monitoring 2.0】
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=a867fc14-daa3-4c2a-9e65-4fbcbec60aaa&DisplayLang=en

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System Center ファミリからもうひとつ。System Center Essentials 2007 のβ2 提供開始が始まっています。System Center Essentials は SMS と MOM の簡易版をパックにしたような新製品で、Connect サイトよりダウンロード可能になっています。

【System Center Essentials Beta プログラム情報】
https://connect.microsoft.com/programdetails.aspx?ProgramDetailsID=513&wa=wsignin1.0

英語ばかりでイヤになるので、ひとつ日本語の記事にリンク張っておきます。

【Shigeya Tanabe's blog: System Center Essentials 2007 Beta 2 公開中】
http://blogs.technet.com/stanabe/archive/2006/09/11/455279.aspx

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最後はちょっと別のカテゴリより。
Windows PowerShell 1.0 の RC2 がリリースされています。たぶん需要という観点では、上記3つより遥かに多いことでしょう。

【Windows PowerShell 1.0 Release Candidate 2 (RC2) English update package for Windows Server 2003 Service Pack 1 and for Windows XP Service Pack 2】
http://support.microsoft.com/kb/925228

Windows PowerShell は OS によってインストールモジュールが異なるのですが、上記リンクからであればすべての OS タイプ向けモジュールをダウンロードすることができます。

こちらも先ほどと同じく、田辺さんの日本語紹介記事にリンクを張っておきます。

【Windows PowerShell 1.0 RC2 公開】
http://blogs.technet.com/stanabe/archive/2006/09/27/459209.aspx

ローカライズが始まっており、すでに日本語版モジュールもダウンロード可能なようですね。PowerShell はITスタッフにとってすぐにでも役立つことが多いので、ぜひ積極的な利用をお奨めします。


なんか見事にダウンロード情報ばかりになってしまいました。とてもじゃないけど一人でこれすべてを真面目に検証するのは無理ですね。取捨選択しないと…(;´Д`)

ようやく Blog 休止前のやり残しであった Tech•Ed 参加レポートが完了したので、次は休止期間中の主だった情報を一気に確認してみます。それなりに数がありそうなので、前半・後半の2回に分けて Round Up !!

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一つ目は、Windows Vista RC1 のリリース。世間的に、これが一番の話題だったのではないかと思います。

【Windows Vista を向上させるプログラムに参加しませんか?】
http://www.microsoft.com/windowsvista/ja-jp/preview.mspx

あわせて、Group Policy リストも RC1 対応版が公開されています。

【Group Policy Settings Reference Windows Vista RC1】
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=9d98cfaf-7e33-409a-9af8-19c5ccd2bfc9&DisplayLang=en

また RC1 リリースと直接対応しているわけではありませんが、Windows Vista 関連ドキュメント for IT Professionals も更新されていますね。

【Windows Vista Step-by-Step Guides for IT Professionals】
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=311f4be8-9983-4ab0-9685-f1bfec1e7d62&DisplayLang=en

個人的には、そろそろ業務使用PCにも Windows Vista を導入してしまおうかと検討中です。
RC1 の段階に入ったということもあり、テスト機だけで暇を見つけて機能検証する時期はもう過ぎたと思います。日常使用する業務アプリ群がある程度動くという目処が立てば、メインPCに Windows Vista RC1 を入れて酷使してみるつもりです。

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検疫ネットワーク関連では、CISCO NAC と Microsoft NAP の相互運用を強化する PressPass が公開されていました。NAP は何度となく話題になり、そしていつの間にか身を潜めたりと、これまでなかなか態度をはっきりさせずに来ていましたが、ようやく Windows Server "Longhorn" のリリースと共に日の目を見ることになりそうです。

【Ciscoとマイクロソフト、NAC-NAP間の相互運用を可能にする連携アーキテクチャを公開】
http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=2803

NAPって何よ?という方は、下記ドキュメントを参照されたし。

【Network Access Protection Platform Architecture】
http://www.microsoft.com/technet/itsolutions/network/nap/naparch.mspx

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3つ目は TechNet Plus Direct サブスクリプション の提供開始について。

【最新のソフトウェアと技術情報の年間購読をダウンロードで提供する TechNet Plus Direct サブスクリプション の提供を開始 】
http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=2789

上記 PressPass 自体は8月にリリースされていたものですが、9月20日より正式にダウンロード提供が開始されました。今年の Tech•Ed 参加者には TechNet Plus Direct サブスクリプション1年分なるプレゼントがついていたため、私もそちらを使って申し込みました。

実際に会員サイトに入ってみた感想ですが、ほぼ MSDN Subscription サイトと同じ作りです。ただどういう基準なのか分かりませんが、ダウンロード可能なソフトウェア数が想定していたものより少ないんですよね。一通りはそろっているんですが、たとえば "SMS 2003", "SMS 2003 with SP1" はダウンロード可能なのに、"SMS 2003 with SP2" がないなど。。。
まぁ個人的には プロフェッショナルサポート24 が 2インシデント 付いている点が何よりも重要なので、細かいところは気にしないようにします。

Tech・Ed 2006 Report 追補

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Tech・Ed 2006 @ Yokohama について、前回までのエントリーで書ききれなかったことを簡単に。

# 前回までのレポートは、以下のとおり。

【 取得物 】
私は無類のノベルティグッズ好きで、当然今年の Tech・Ed でも精力的に各ブースを回ってはグッズを入手してまいりました。が、うーん今年はかなり全体的に盛り上がりに欠けていました。

昨年の実績は こちら に書いてあるとおりで、今年も入手数量こそそんなに変わらなかったんですが、Get してもあまり純粋に喜べるような代物はなかった感じです。 何よりも去年と違うのが、TechNetステッカー や Certified Cap などの遊び心満点のグッズがほとんどなかったことでしょう。。。

【ITヒーローラウンジ/MVPラウンジ】
昨年同様、ITヒーローラウンジは健在でした。しかもかなりグレードアップしていて、かなり寛げる上物のチェアや2台のマッサージチェア(National リアルプロ)まで完備されていました。
昨年同様、アイスクリームやドリンクも確保され、快適な空間でございました。

一方 今年から入場資格を得たMVPラウンジですが、こちらは長机と椅子が平然と並べられているだけで、見た目には何の面白みもありませんでした。ITヒーローラウンジと違って、純粋に MVP同士のコミュニケーションを楽む場としての造りになっている感じです。

【みなとみらい21共通飲食券】
悲しいことに、昨年まで ¥1,500/1day だった御食事券ですが、今年はひっそりと ¥1,000/1day に縮小されてしまっておりました(ノ_・。)
実質的には "(¥1,500 - ¥1,000) * 4 days" の マイナス 2,000円 に過ぎないんですが、感覚的に一万円ほどのダメージを受けました…(;´Д`) マイクロソフトさん、こういうチマチマしたコスト削減は断固反対です!!

【セッション ベスト3】
最後は真面目に、今年の参加セッションで有意義に感じたセッションを3つ上げてみます。

第1位: 【MVP特別セッション: Vista世代のTabletPC Technology】
第2位: 【T6-302 Systems Management Server 2003 展開と活用のベスト プラクティス】
第3位: 【Birds of a Feather: 技術者の将来 - プログラマやシステムエンジニアのキャリアパスを考える】

これが正直な感想かな。第1位の Tablet PC セッションは圧倒的に楽しめましたが、一方で Best 3 の中でテクニカルセッションが1つだけという結果になってしまいました…
いろいろと理由はあると思いますが、期待していた技術レベルより低位なものであったり、範囲が異なっていたりと、参加前の期待を満たしてくれないセッションが多かったです。
特に今年は Hands-on Lab にも積極的に参加したのですが、こちらもイメージしていたものとのギャップが激しいケースが多かったです。

US の Tech・Ed 資料とか見ると、ワクワクさせられるものが多いんですけどね。。。
日本の場合はどうしても内容が圧縮されたり削られたりと、同じタイトルのセッションであっても結果的に浅く淡白なものになってしまうことが多いんですよね。まぁある程度は仕方がないと認識しているのですが…


来年はさらなるパワーアップを遂げた Tech・Ed として開催されることを、切に願います。