2007年3月アーカイブ

Blog の普及のおかげで、世界各国の情報がリアルタイムに入手できる今日この頃。
開催真っ只中の Microsoft Management Summit 2007 (MMS2007) の情報も、かなりの量が出回っています。

しかし情報量が多すぎて、重要な部分を見逃してしまうという問題も…
そこで、今回の MMS 2007 関連を扱っている サイト/Blog の中で、特に有用と思われるものを5つに絞ってご紹介。

【Microsoft at MMS】
http://www.microsoft.com/systemcenter/about/summit.aspx

今回ご紹介する中では唯一 Microsoft.com 内に存在するWebサイト。
個別のテクニカル・セッションに関する情報は出てきませんが、主要なセッションやインタビュー記事を Podcast 形式で視聴することができます。

【Techlog】
http://www.techlog.nl/

スクリーンショット(スライド写真)の数が圧倒的に多くて、本文読まなくても参考になります。
本文記事のほうもかなり丁寧に書かれていて、スライドには表示されていないような情報も散りばめられています。

【Innovative Technology Weblog】
http://www.buit.org/

上の Techlog と似たような内容が多いのですが、Keynote Session の全スライドをスライドショー形式で確認することができるなど、オリジナルな部分があります。

【Sherry Kissinger at myITforum.com】
http://myitforum.com/cs2/blogs/skissinger/default.aspx

その日その日のネタを箇条書きで書いてくれているので、サマリー確認としていい感じです。

【Omar's Blog on Systems Management】
http://oehoeven.spaces.live.com/default.aspx

一つ一つの記事はあっさりしているんですが、ほかの参加者のレポートではあまり見かけない情報が多く、他と合わせて読むと取り逃しが少なくなります。

これまで Code Name で System Center "Service Desk" と呼ばれてきた Microsoft の新しいヘルプデスク向けワークフローツールですが、MMS 2007 の Keynote において正式名称が発表されました。

【Microsoft’s System Center Solutions Deliver on the Dynamic Systems Initiative】
http://www.microsoft.com/presspass/press/2007/mar07/03-27SCSDSIPR.mspx

上記は Keynote Session 全体をプレスリリース化したものですが、Delivering Knowledge-Driven Management という項目で、Service Desk に関する情報が載っています。
それによると、正式な名称は System Center Service Manager, 今後30日以内には初めての一般公開となる Beta 2 が提供されるとのことです。

個人的には Service Desk のほうが機能を適切に表現していて良かった気もしますが、徐々にシックリ馴染んでくるものなんだと思います。

また、System Center Service Manager のスクリーンショットを以下のページで確認することができます。

【MMS: System Center Service Manager Beta 1 Screenshots】
http://bink.nu/Article9784.bink

この手の製品はスクリーンショットだけでもなかなか実態をつかみにくいのですが、それでも雰囲気は感じられると思います。で、興味が出てきたら Beta 2 をダウンロードしてみましょう。

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なお、MMS 2007 の Keynote Session ではそれ以外にもインパクトのある発表が多数行われています。 EMC から EMC Smartsのライセンス供与を受ける契約を結んだ話、AssetMetrix から買収したアセット管理ツールを梱包した SMS 2003 SP3 が4月中にリリースされる話、Data Protection Manager (DPM) の v2 Beta 2 が今後45日以内に公開される話、Weybridge をサポートする SCCM のツールが SCCM 2007 リリース後にアドインとして提供される予定の話、などなど。。。本当に盛りだくさんです。

詳しく確認したい方は、上述したプレスリリースを直接ご確認ください。
おそらく日本語の抄訳プレスリリースも、近いうちに出してくるのではないかと思いますけどね。

現在 San Diego では、Microsoft Management Summit 2007 の真っ最中ですね。
続々と興味深い話があがってきているようで、参加できないのが何とも歯がゆいばかりです。

TechNet BlogsMyITforum Blogs を中心に相当数のMMS2007関連記事があがってきていてますが、特に注目すべき記事については少しずつ紹介していきたいと思います。

で、第一弾は PowerShell の話。

【Announced: PowerShell to Ship in Windows Server (Longhorn)!!!!】
http://blogs.msdn.com/powershell/archive/2007/03/28/announced-powershell-to-ship-in-windows-server-longhorn.aspx

Windows Vista への標準搭載は残念ながら見送られてしまった Windows PowerShell
このたび Windows Server "Longhorn" に関しては、標準コンポーネントとして含まることが正式発表されました。一部には Longhorn であっても別途追加導入しなければいけないのではないかという噂があっただけに、これはうれしい材料です。標準コンポーネントなのか(別途ダウンロード&インストールが必要な)アドインツールなのかによって、ぜんぜん世間的な普及度合い/普及速度が違ってきますからね…

なお、4月中の一般公開が予定されている Windows Server "Longhorn" Beta 3 でも最初から入ってくるようです。 PowerShell ベースの運用は間違いなくデファクトになっていくと思いますので、Lnghorn の検証をされる際は PowerShell 関連も見逃さないようにしましょう。

もう皆様 普通にご存知のことかと思いますが、念のため。

すでに英語版はリリースされていた Windows Server 2003 Service Pack 2Windows XP Professional, x64 Edition Service Pack 2 ですが、昨日付けで日本語版も公開されたようです。

ダウンロードセンター上で確認できる関連項目について、リンクしておきます。

【Windows Server 2003 Service Pack 2 インストールと導入ガイド】
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=ab94c701-1a4d-4ec6-b811-ea2880974b94&DisplayLang=ja

【Windows Server 2003 Service Pack 2 の Readme】
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=794bdaab-0a77-40c5-95da-208cd3763567&DisplayLang=ja

【Windows Server 2003 Service Pack 2 (32 ビット x86)】
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?displaylang=ja&FamilyID=95ac1610-c232-4644-b828-c55eec605d55

【Windows Server 2003 Service Pack 2 (32 ビット x86) - ISO-9660 CD イメージ ファイル】
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=1b9fe9e4-1d57-4698-a5cf-db271ed6d90a&DisplayLang=ja

【Windows Server 2003 Service Pack 2 for x64 Editions】
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=08fec2f5-6e3b-4e0d-9314-646414d0a421&DisplayLang=ja

【Windows Server 2003 Service Pack 2, x64 Editions - ISO-9660 CD イメージ ファイル】
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=8a6ebfb5-833d-44e2-bf92-44648a8bb250&DisplayLang=ja

【Windows Server 2003 Service Pack 2 for Itanium-based Systems】
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=c52c9c84-84df-4393-be83-302104506030&DisplayLang=ja

【Windows Server 2003 Service Pack 2 for Itanium-based Systems - ISO-9660 CD イメージ ファイル】
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=803f39ea-50ac-43ca-b564-75c5c080e471&DisplayLang=ja

なかなかまとまった時間が取れないので、後で読む用の自分memoφ(.. )

【Windows Vista カーネルの内部 : 第 1 部】
http://www.microsoft.com/technet/technetmag/issues/2007/02/VistaKernel/Default.aspx?loc=jp

【Windows Vista カーネルの内部 : 第 2 部】
http://www.microsoft.com/technet/technetmag/issues/2007/03/VistaKernel/default.aspx?loc=jp/

【Inside the Windows Vista Kernel: Part 3】
http://www.microsoft.com/technet/technetmag/issues/2007/04/VistaKernel/default.aspx

Sysinternals 創設者で現在は Microsoft 本社で働く Mark Russinovich による記事で、タイトルどおり Windows Vista カーネルの内部を説明してくれているかなりコアでディープな匂い漂う記事です。

TechNet Magazine で2007年2月号から 3号連続企画として連載されているものなのですが、先日 最終話となる Part 3 が公開されたのでまとめてメモ。
# Part 3 に関しても、近いうちに日本語翻訳版が公開されるものと思います。

//---- 3月29日 追記 --
第3部の日本語版も公開されました。
 ⇒ Windows Vista カーネルの内部 : 第 3 部
-------------------------//

たぶん中途半端に流し読みできるような記事ではないと思いますので、じっくりと時間を作って読んでみる機会を作りたいと思います。

なお、この手の話に強い興味がある方には 「インサイド Microsoft Windows」 をお奨めします。現在は第4版が上下2巻で販売されていてますが、これを完読したらイヤでもWindowsに詳しくなりそうな感じ。まぁ完読するなんて無理ですけど…(つ´∀`)つ
 ⇒ 上巻: http://www.amazon.co.jp/dp/4891004738
 ⇒ 下巻: http://www.amazon.co.jp/dp/4891004746

SCOM 2007 が RTM に

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MOM 2005 の次期バージョンとして開発が進められてきた SCOM 2007 (System Center Operations Manager 2007) ですが、いよいよ RTM に入ったようです。

【Operations Manager 2007 is RTM!】
http://www.techlog.nl/archive/2007/03/23/operations_manager_2007_is_rtm

以前から MMS2007 (3/26-) の開催に合わせてくるという話が出ていましたのが、まさにそのとおりになりましたね。

また、インストール後180日間有効な評価版 (英語版) の提供も開始されています。

【Microsoft System Center Operations Manager 2007 Evaluation Edition】
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=5d9d0b53-2320-4504-b079-72292b1a81d0&DisplayLang=en

日本語版に関してはまだスケジュール予測を立てづらいのですが、今後数週間以内には英語版がリリースされ、MSDN Subscription などにも上がってくるようになると思います。


ここから 2007年の Microsoft システム管理系製品リリースラッシュ(SCOM 2007, WSUS 3.0, SCCM 2007, System Center Service Desk) がはじまります!

この手の情報はてっきり Confidential 扱いだと思っていたんですが、意外にもそうではないようです。

Microsoft の広大な本社 Redmond Campus ですが、PressPass などの公式な Web 上でもかなりの情報が公開されています。何に使えるかはともかく、参照用にいくつか紹介しておきます。

【Microsoft Puts Campus Expansion on Fast-Forward】
http://www.microsoft.com/presspass/features/2006/feb06/02-09CampusExpand.mspx

リンク先は、2006年2月当時のプレスリリースで「Redmond Campus を広げます」宣言をしている記事なのですが、このページからリンクされている画像やPDFではかなり詳細に Campus Map を確認することができます。

画像:
http://www.microsoft.com/presspass/images/press/2006/02-09campus-map_med.jpg

PDF:
http://download.microsoft.com/download/c/2/9/c2935f83-1a10-4e4a-a137-c1db829637f5/02-09-06CampusExpansionFS.pdf


また Microsoft Reserach の Web ページでは、1枚絵にはなっていないものの 画像や Windows Live Local による衛星写真へのリンクが貼られています。
 ⇒ http://research.microsoft.com/aboutmsr/visitmsr/redmond/


MVP Global Summit とかで Campus を訪れた方は、自分が行った場所を確認しながら思い出に浸ってみるのもありかと(・∀・)

前回記事までに書いたように、MVP Global Summit 自体は4日目の午前中で終了。その後帰国までの間は観光三昧でした。

まったく Microsoft 系とは関係ない純粋な観光ですので、軽く全体のまとめを含めて。

【今回 行ったところ(3日目までの観光を含む)】

  • Microsoft Redmond Campus - 言うまでもなく今回のメイン。巨大でした。
  • Washington State Convention and Trade Center Seattle - Bill Gates のセッションやその他初日のセッションはここで。
  • Sea-Tac Airport - 成田から降り立った空港。思っていたよりも閑散としていました。なぜか韓国語の標識がいっぱい。
  • Safeco Field - 初日の観光で。グラウンドに足を踏み入れることができたのが印象的。
  • Pike Place Market - Starbucks Coffee1号店はこのエリア。カニとか売ってました。
  • Museum of Flight - ボーイング旧本社跡地に作られた航空博物館。Air Force One とか飛行機がいっぱい。
  • Bellevue Square - Seattle Downtowから車で20分ほどのショッピング・モール。
  • University of Washington - ワシントン州で一番大きな大学。ここもかなり広かった。
  • Lake Washington - 周辺は高級住宅街で、2本の巨大なフローティング・ブリッジがかかっています。 Bill Gates の自宅もこのエリアに。
  • Snoqualmie Falls - でっかい滝。ドラマ「ツインピークス」のロケ地。私はドラマの方を知りませんでしたけど…
  • Columbia Winery - ワインのテイスティングしてきました。貯蔵庫見学ツアーにも参加しましたけど、ぜんぜん英語分からなかった…
  • Redhook Ale Brewery - 上記ワイナリーのお隣にある Redhook (ワシントン州の地ビール)のお店。ワインテイスティングの直後に、ビールのテイスティングしてきました(゚д゚;)
  • Fry's & Best Buy - どちらもアメリカではメジャーな電気屋さん。どちらのお店も広々していて、日本では見かけない不思議製品がいっぱい陳列されていました。
  • 郊外のアウトレットモール - 名前不明。シアトル周辺を車で30分程度走らせると何箇所かあるみたいです。
主なところはこんな感じ。拘束された時間が多いスケジュールの中としては、思っていたよりも観光できたのではないかと思います。

逆に行ってみたいけど今回は行けなかった場所としては、Seattle Center エリア。Space Needle というランドマークタワー (184m) が建っているので登ってみたかったんですが、ちょっとタイミングを見つけられませんでした。
あと、車で3時間ほど北上するとカナダのバンクーバーに行けるらしいものの、さすがにこれは無理な感じでした。次回とかで、丸1日自由に使える日があったら行ってみたいと思います。


【その他感想とかをまとめて】

  • なんといっても、英語が分からない!普通に分からない!直前までお仕事で外国な方々と接していたので何とかなるだろう程度に思っていたのですが、そんなに甘くなかった。技術系の話で、かつ自分の予測しうる範囲内の話であれば対応できるのですが、それ以外だとずっと頭をフル回転させなければいけず、疲労感はかなりのものでした。
  • すでに別途感想を挙げていますが、MVP Global Summit のセッションはやや期待していたものとは違った感じ。もう少し自由にセッションを選択できると何の不満も出なかったと思うのですが…
  • とはいえ、いろんな MVP な方と知り合えたのは相当大きな収穫。トータルでは十分に満足のいく1週間でした。
  • シアトルはかなり綺麗な街でした。なんとなく街をぶらぶら散策、とかでも十分に楽しめます。
  • 次回サミットは2008年4月。ほぼ間違いなく参加資格がない(=MVPの継続に失敗)状態になってしまっていると思うけど、もし行けるのであれば参加したい。

というわけで、MVP Global Summit なお話はこれで終わりにします。

参考資料として各所で使えそうなグラフ/レポートを見つけたのでご紹介。

【Windows Vista - 90 Day Vulnerability Report】
http://blogs.technet.com/security/archive/2007/03/21/windows-vista-90-day-vulnerability-analysis.aspx

OS初期出荷後の90日間で発見された脆弱性の数が、OS別(Windows Vista, Windows XP, RHEL4, Novell SLED 10 など)でグラフ化されています。モノの計り方にはいろいろな軸があるためこれだけですべてを表すことはできませんが、Windows Vista のセキュリティに対する力の入れ具合が、その実績を目で見てとることができます。

リンク先のレポート(PDF)を参照すると、もう少し詳しい説明が書かれています。
これによると、Windows Vista の初期脆弱性の数は合計5つ(内ひとつはFix済)でOS間比較では最小。
なんだかんだで Windows XP も合計18個の脆弱性(Fix済は14個)とそれほど多いわけではないのですが、Trustworthy Computing に基づく Windows Vista の成長は明らか。

またOSの性質が違うので単純比較できるものではありませんが、RHEL4WS が出荷後90日間で実際に何らかの対応をした脆弱性の数 181個と比べてしまうと、ある時期に異常なほど流行した「Windows はセキュリティが弱い」という謳い文句はなんだったのかと思ってしまいます。

いちおう補足しておきますと、筆者(Jeff Jones) は Microsoft の中の人であるため当然 Microsoft にとって都合のよいレポートを挙げることが前提になってきているはずです。とはいえ、このデータに関しては National Vulnerability Database をソースとしているため、特に疑う余地はなく、説得力のあるレポートだと思います。

あとは「今月リリースするセキュリティ更新プログラムはありません」といったアナウンスが定常化してくれると、誰からの文句もつけようがない水準に達っしたといえると思うんですが、さすがにそこに行くまではまだまだ Microsoft のチャレンジが続きそうです。

4日目のお話。この日の午前中で、MVP Global Summit のセッション自体は終了になります。

--- //4日目午前 (Summit 終了)// ---

  • 午前5時起床。眠い。
     
  • 前日同様、ホテルからシャトルバスに乗車してRedmond Campusへ。
     
  • 朝食、セッション会場、雰囲気、セッション前の予定その他は前日とまったく同じ。特に書くことなし。
     
  • セッション形式も前日同様で、開発系アーキテクト/インフラ・アーキテクトなMVPが合同で受講する講義スタイル。やはり Developer 向けのセッションが多かったものの、一部のセッション (SaaS とか Ajax) はなんとなく日本でもお勉強していた記憶があるので頑張って聞いてみる。
     
  • ただまぁ結論を言うと、やっぱり私は開発系のネタには興味を持てない体質っぽいと再認識。というか、そもそも私は "Architect" であると名乗ってよいのかとしばし自問。
     
  • 朝から実質休憩なしでセッションが立て続けに行われ、あっという間にセッション終了。
     
  • 気がつけば MVP Global Summit のメイン部分はこれにて終了。なんだか最後のほうは風の吹くままに時間が進んでいってしまった感じでした(  ´・ω・)
  • 全セッション終了後に全MVP参加自由の Lunch Party が組み込まれていたんですが、私は参加せず。別のMVPなお二人と一緒に、MS本社で働く日本人の方&短期出張で本社に来ているMSKKな方に、観光に連れて行っていただくことになりました。

    というわけで、ここから先の話は Summit と関係ない話になってしまうので一旦切ります。

    Summit そのものは、なんといいますか強制スケジューリングされたセッションのほとんどが興味を持てる分野の話ではなく、Redmond でのキャンパスライフは思っていた以上にあっさりした形で終了してしまったのが残念です。ほかのカテゴリでのセッションにはよだれが出るような興味深々なセッションもあっただけに、MVP受賞カテゴリを問わずもう少し自由にセッションを選べたらどんなに良かったことか…

引き続き MVP Global Summit の覚え書き。
3日目のこの日は、いよいよ Microsoft 本社である Redmond に向かいます。

--- //3日目(本社上陸)// ---

  • 午前5時起床。朝からいろいろ予定が入っているのです。
     
  • ホテルからシャトルバスに乗車。Microsoft 本社 (Redmond Campus) に向かいます。
     
  • ホテルから30分ちょっとで本社到着。朝食は本社内 Conference Center でのバイキング。前日までの朝食や夕食(Party) と似通っていて徐々に 飽きが来るものの、がっつり食べてみる。
     
  • 朝食後、あらかじめアポを取っていたMS本社な方と面会とかしてみる。
     
  • この日のセッションは8時半から。MVPの受賞カテゴリごとにセッション会場が分かれており、それぞれのビルに向かう社内バスに乗っていかなければいけないほど広い。
     
  • セッション会場のビルについてから初めて、私の受賞カテゴリ(Windows Server System - Infrastructure Architect)は Visual Developer - Solutions Architect と一緒のセッション構成だったと知る。そしてなぜか Windows - Shell/User とも一緒… なぜ?
     
  • ワールドワイドで100人近くいる Solutions Architect の MVP と 10数名しかいない Infrastructure Architect が一緒に受講するセッション形式になっているため、どうしてもセッション内容も開発系 Architect の話が多い。うーん、興味なし(w
     
  • とはいえ、他のカテゴリのセッションは受講できないルールになっているため、おとなしく開発系Architect なセッションに参加してみる。
     
  • が、私にとってはそもそも日本語でも聞きなれないネタが多い開発系セッション。WPF とかのデモが効果的なセッションは楽しめたものの、一部のセッションに関してはまったくチンプンカンプンな状態でした(´・ω・`)
     
  • そういうわけで、この Architect 系のMVPが集まる会場では、正直私が MVP Global Summit に期待していた内容(特定の Product / Function に関するディープな情報交換)は実質なし。 Infrastructure Architect という 定義の難しいカテゴリでの受賞になったことを多少なりとも後悔する。。。
     
  • セッション終了後は気を取り直して Microsoft Company Store へ、これまた社内バスで向かう。
     
  • 入場制限により Company Store 入り口で多少待たされたものの、比較的早めの到着だったこともありすぐに入ることができた。Microsoft のハードウェア/ソフトウェア製品が想像以上にお買い得な価格で販売されていたことに驚く。
     
  • が、今回は特にハードウェアやソフトウェアが欲しいわけではないため、その他の商品(ロゴ入りの各種グッズ)を物色。お土産用のゴルフボールやストラップ、ぬいぐるみ等をカゴいっぱいになるまで購入しました。しめて150ドルちょっと。
     
  • Company Store は某ビルの2Fにあったのですが、1Fが展示室になっていました。1970年代の記念品から現在開発中の最新テクノロジーが一堂に集まっており、なかなか興味深かったです。
     
  • 展示室を出ると、目の前は長蛇の列。Company Store の入場制限待ちで足止めを食らっている人々の列で、ビルの周辺を一周するぐらいの勢いで並んでいました。早めに到着していて本当によかった…
     
  • この日の夕方は、それぞれの Product Group 主催による Product Group dinners が、Redmond Campus 内各所で開かれました。
     
  • 私が参加したのは、Windows Server System グループ主催のもの。SQL Server など一部の巨大勢力は別の会場でパーティが行われたようですが、多くの Windows Server 系 MVP と会話できるチャンスがあり、楽しかったです。
    もっとも、出てくる食事はこれまでのものと間違い探しをするような感じでしたが…
     
  • Product Group Dinner 終了後、シャトルバスでホテルへ戻る。多少飲み足りなかったので、夜のシアトルをはじめて散策してみる。途中適当なバーに入って落ち着いていたら、気がつけば午前2時近くに… 明日が大変そうだと思いながらホテルで就寝。

だんだん時期ハズレの記事になってきてしまいました… 軽く流す感じで続きを書きます。

到着して2日目の火曜日。この日からいよいよ Global Summit が本格的に始まります。
この日は Microsoft 本社には行かず、シアトル・ダウンタウンにある Washington State Convention and Trade Center Seattle (WSCTC, 前日レジストレーションをした場所) で全イベントが組まれていました。

--- //2日目(いよいよ本番)// ---

  • 午前6時起床。朝食はホテルではなく WSCTC で用意されていたため、軽く支度をして徒歩で会場へ。ホテルから徒歩7-8分というところです。

  • 朝食はまぁよくあるバイキングの内容。思っていたよりはまともで普通に食べられました。

  • この日最初のセッションは、Bill Gates による Keynote session. 開始30分ほど前には相当の列ができていて、その中に入り込む。
     
  • ちょっとした混乱があって会場入りのスタートダッシュに乗り遅れたものの、無事席を確保。
     
  • いよいよセッション開始で生 Bill 登場。
    # これ以降、セッション内容に関わる話は NDA に抵触するため書きません(書けません)。
     
  • Bill Gates のセッションは、15分程度のスピーチのあと、ひたすら Q&A に答えるというものでした。
    私はひたすら聞き入っていましたが、いろいろと楽しめる Q&A が多かったです。
     
  • ちなみにキーノートのスピーチ部分に関しては、Web で丸ごと Transcripts を読むことができます。
     ⇒ http://www.microsoft.com/presspass/exec/billg/speeches/2007/03-13MVPSummit.mspx
     
  • キーノート終了後は、午前中に1コマ、昼食を挟んで午後2コマのセッション構成になっており、各自興味のあるセッションに散っていきました。
     
  • 私は SoftGrid や Windows Server 系のセッションに参加しました。
     
  • 多少迷ったものの、昼休みと午後最初のセッションを潰してシアトル散策を決行。デパートや Pike Place Market 巡りなんかをしてみました。当然、スターバックス1号店にも行ってきました♪
     
  • シアトルめぐり中に、現地の書店に立ち寄る。普段、Amazon でしか見ることができないような本が普通に陳列されていて興味津々。購入するかどうか迷っていた本を片っ端から立ち読みし、購入リストを作成してみる。
     
  • 私の勝手なイメージでは、アメリカの本屋はディスカウント販売が当たり前だと思っていたんですが、実はそうでもなかったです。購入リストまで作成したわけですが、安いわけでもないし荷物にもなるので、その場での購入は断念。結局その日の夜に Amazon で発注しちゃいました。
     
  • なんだかんだでシアトル散策と WSCTC でのセッション参加で日中はあっという間に終了。いったんホテルに戻ります。
     
  • ホテルで簡単な荷物整理をした後は、直ちにバスに乗り込み、一路シアトル郊外にある博物館、Museum of Flight へ。この日は、この航空博物館を丸ごと利用して、ワールドワイドの全MVPが集まる Attendee Party が行われるのです。
     
  • 何十機もの飛行機現物が展示されている博物館だけあってかなり巨大なのですが、そのあちこちに食事やテーブルが並べられていました。上空に展示された飛行機の真下で食べる食事はなんとなく落ち着かなかったです…( ´∀`)
     
  • Attendee Party ではいろいろなイベントが行われていたような気もするんですが、正直あまり覚えていなかったり。。。
     
  • そんなこんなで多少早めに Party から抜け出してホテルに戻り、この日はそのまま熟睡したのでした。

当初はリアルタイムに Summit の様子を書いていこうと思っていたのに…
シアトル滞在中はまったくもって余裕がなく、気がついたらイベントは終了し帰国しておりました(´・ω・`)

今更という感じもしますが、自分用メモを兼ねてダイジェストで期間中イベントを振り返っておきます。
# シアトル到着までは前回記事参照のこと。

--- //シアトル到着後 初日// ---

  • ツアー参加組は、初日終日のシアトル観光が組み込まれているため、空港からそのまま観光バスに乗車。相当数のツアー参加者がいるため1台では収まらず、2台のバスに名前順で分散させられる。

  • 最初の目的地はセーフコ・フィールド (Safeco Field)で、空港からはバスで30分ほど。シアトル・マリナーズの本拠地ですね。

  • てっきり球場の周辺や観客席を適当に見る程度だと思っていたんですが、実際にはグラウンドに出たりロッカールームを見たり、インタビュールームやプレスルーム、特別観覧席 (Suite Level) に入ったりと、想像よりかなり豪華なツアーでした。個人的にあまり野球/ベースボールの類には興味なかったんですが、さすがにこれだけ回れると気分が高揚しました。

  • 球場を離れた後は、シアトルを通り過ぎて一路ベルビュー (Bellevue) のショッピングセンターであるベルビュー・スクエア (Bellevue Square) へ。バスガイド曰く、世界で最も金持ちの集まるショッピングセンターであるとのこと。

  • ベルビュー・スクエアでは自由行動。今回のツアーで数少ない“自由に選べる昼食タイム”となる。

  • 私は事前にコンタクトしておいたアメリカ人(日本語可)と落ち合い、ビーフステーキの店に連れて行ってもらう。良くも悪くもアメリカに来た感じがした(^^;

  • 残りの自由時間は適当にショッピングセンター近辺をぶらぶら。裕福層が集まるエリアというだけあって広々ゆったりしており、散歩するだけでもかなり楽しめました。

  • ベルビューの次はアメリカで最もメジャーな電気屋のひとつ、「Fry's」 に立ち寄る。このあたり、いかにも MVP のツアーっぽいなぁと思う。

  • Fry's では日本で見かけない怪しい機器が多数陳列されていて面白かったが、ここで荷物を増やしても面倒になるだけなので購入は控える。

  • Fry's のゲームコーナーを見ると、さすがアメリカ。 Xbox 360 のコーナーがかなり広かったです。あと、日本では未だに購入困難な Nintendo DS Lite も普通に販売されていました。

  • 以上で観光は終了。その後バスはシアトルのダウンタウンにある Washington State Convention and Trade Center Seattle (WSCTC) へ。ここで MVP Global Summit 2007 のレジストレーションを行いました。WSCTC には "Welcome, Microsoft MVPs" といった類の大型の横断幕が随所に掛けられていて、なんとなくうれしくなる。

  • レジストレーション後は今回の宿泊先となる Crowne Plaza Hotel Seattle に向かい、チェックイン。ホテルの部屋は、“ダブルベッドが二つあって広いなぁ”と最初は思ったんですが、それ以外はごく普通な感じ。

  • チェックイン後もあわただしいです。簡単な荷物整理だけしたら、すぐに歩いて10分ほどの The Westin Seattle へ移動。ここで Regional Dinners が行われるのです。

  • Regional Dinners はエリア単位で4つに分かれており、Americans/EMEA/APAC/Japan という区分。う~ん、なぜ日本だけは国ひとつで隔離されているのか?

  • と思ったものの、なんだかんだで日本人だけというのは気が楽です。これまで話したくても話すチャンスがなかった人々にピンポイントで挨拶してみる。時差ぼけ等々で疲れてはいたものの、Regional Dinners はかなり楽しめました。

  • パーティ終了後はホテルに戻って、かろうじてメールチェックだけしてそのまま熟睡。いよいよ翌日から Summit が始まります。

シアトルに無事到着して2日目、ただいま現地時間で夕方18時。
眠気その他もろもろと格闘しながらこの日の通常セッションは終了し、現在は夜のパーティ前に寝てしまわないよう必死に耐えながらのホテル待機中です。

いろいろと書きたいことがあるはずなんですが、細かく書いていると書きながら寝てしまいそうなので、現在までの出来事の主だったトピックを箇条書きで拾っておきます。
で、後日余裕ができたときに改めて文書化してみようと思います。

--- //出発~現地到着まで// ---

  • 成田到着までは特にハプニングなし。これまで成田は10回前後利用しているんですが、第1ターミナルまで乗車したのは今回が初めてでした。

  • 団体カウンターで受付後、Global Summit ツアー参加予定者用の特別待合室に移動。

  • 今回、日本からのMVP参加者はトータル94名とのこと。多いなぁ~

  • 待合室で隣に座っていた方が、偶然同じカテゴリ受賞者 (Windows Server System - Infrastructure Architect) な人だった。とりあえず挨拶しておく。

  • 何かと「液体の機内持ち込みはNG」と注意勧告されていたが、3月からルールが変わったらしく、空港内で購入したペットボトルなどの持ち込みはOKになったっぽい。愛飲している某日本茶のペットボトルを購入。

  • 搭乗便はノースウェストの008便。

  • 飛行中はひたすら寝ていようと心に決めていたが、隣の人のいびきがアリエナイぐらいやばくて睡眠できず… 次からは何があっても耳栓を持ってくるべきだと強く認識する。

  • で、仕方がないのでフライト中は持参した Nintendo DS でシムシティDSやピクロスDSに没頭。

  • 機内食はマズいとは言わないが、かなり独特なお味。。。日米間のフライトなのに、ビビンバを頼んだ私が間違っていたのかも。

  • 機内で流れる現地到着時刻などの時間系が、一切 DST に対応していなかった。いいのかこんなんで?

  • なんだかんだでシアトル到着。現地時間で月曜日の午前7時ごろ。 結局一睡もせず…

  • 日付変更線をまたいだ関係で、成田出発時間より早い時間であることが不思議な感じ。

  • 入国審査はほとんどの人が一言二言(+指紋採取+写真撮影)で通過する中、なぜか仕事の説明をさせられるなどして10分以上費やした。

  • シアトルの空港(シータック空港)は思っていたよりも殺風景で寂しい感じ。“帰りに空港でお土産”という感覚でいると後悔することになるかもしれない。

  • ツアー参加者は2つの観光バスに分かれて乗り込む。(以下、次の記事へ続く)

今週1週間、2007 MVP Global Summit 参加のためシアトルに行ってきます。

とりあえず荷造りをはじめたところなんですが、実に久しぶりの海外ということで何を持っていけばいいのやら苦戦しながらの調整中。もっとも今回は大人数で添乗員もいるようなツアーということもあり、最悪 パスポートとカード1枚あれば何とでもなるはずなので気は楽ですけどね。

あとは、いろいろ来ているSummit関連のメールやらWebcastやら案内状やらを一通り見ておかないと…

ちなみに私にとって今回が「はじめてのアメリカ」になります。
今までは海外旅行先を決めるときに候補に挙がっても、“まぁアメリカはお仕事でいくらでもいけるはずだからいいや”という感じで外していたのですが、結局社会人生活4年を経過しようとした現時点で一度も機会なし(´・ω・`)
結局今回が初上陸になることになりました。

さーて、準備を続けます。

ひとつ役に立ちそうな記事を見つけたのでご紹介。

【Does virtualization makes monitoring obsolete?】
http://www.buit.org/does-virtualization-makes-monitoring-obsolete/

まだ流し読みしかしていないんですが、たしかに “What will be the impact of Virtualization on Monitoring?” という論点は、現時点ではまだあまり強く語られていない分野ではないでしょうか。

ここ数年で「仮想化」という技術・用語が劇的に浸透し、今後も最も重要なキーワードのひとつになってくることは間違いないと思います。そして当然、これまでの physical server に対する監視・管理の概念だけではカバーしきれない、仮想化システム固有の取り組みを必要とする要素も多々出てくることになるはずです。

ちなみに仮想化分野の先駆者である VMware ESX Server をみてみると、ESX Server 自身の機能で一通りの監視機能(ホスト/ゲスト)を持ってはいますが、企業全体の統治/監視という観点ではまだまだ十分とはいえないレベルです。一方、Microsoft の仮想化技術は日夜発展中という形で、少なくとも監視系に関してはそれ単体でまともに使えるレベルではないですね。いちおう Microsoft Virtual Server 2005 Management Pack というものもリリースされてはいますが、全体的な視点での監視という点ではまだまだ貧弱。

仮想化技術が(テストサーバーなどの特定用途だけではなく)主要業務システムにも適用され始めた今日、仮想化環境における監視システムのベストプラクティスを考えるというのはなかなか面白いテーマのような気がします。

論文ネタとしていいかも。(執筆を検討している某論文の〆日が来週末なのです…)

週末を挟んで少し間が開きましたが、前回の続きで Microsoft IT インフラ サミット 2007 の参加レポート後半を書いてみます。

# セッション一覧はこちら

【"IT 全般統制 / 内部統制の大前提" 成功する ID 管理の実践手法】
午後最初のセッションはかなり迷ったんですが、上記セッションを受講。
(今は違うかもしれませんが、)MSKK で唯一の MIIS 担当コンサルタントとして有名?な待鳥さんが講師でした。

ID 管理における現状と課題といったよくある導入部文から始まり、中盤では実際の経験に基づいた ID 管理を成功させる「4つの鉄則と鍵」というものが説明されました。決して目新しい内容ではないんですが、まとまった形での説明を聞いたこり話したりしたことが意外とない分野であったためかなかなか有用でした。

後半は一転して MIIS に特化した内容。
正直なところ私はこれまで MIIS を直接見たことがなかったため、今回のセッションで MIIS のデモがあった点が特によかったですね。システムそのものは、思っていたよりも(良くも悪くも)かなりシンプルな作りになっている印象を受けました。

とはいえ講師の方も言っていましたが、この手の製品はシステムそのものの機能云々よりも、社内調整だったりソースデータの粒度が問題になったりという別の次元が阻害要因になるケースが圧倒的ですなんですよね。

【ITIL/MOF に基づく IT サービス改善のロードマップと実践のノウハウ】
2つ目のテクニカルセッションは ITIL/MOF をテーマとしたセッションに参加。

うーん、なんといいますか個人的に期待していた内容とはちょっと違っていました。
「こういったものがあるんですよ」「こういう考え方で取り組むといいんですよ」という感じの話で、それはそれで分かりやすかったです。ただ、タイトルにあるような“実践のノウハウ”という言葉に期待するような具体的な取り組み方までは踏み込めておらず、ビジネス/テクノロジーのどちら寄りでもない、やや中途半端な感じだったのが残念です。

一方、配布資料はかなりのボリューム。こちらは相当読み応えがありそうです。

【"IT 全般統制を効率化する運用管理ツールの活用法" ~ System Center を中心に ~】
最後の参加セッションは、私の専門分野である運用管理/System Center をテーマとしたもの。

前半は AD, SQL, Exchange, SPS などの各製品でざっくりこんな“ログ”が取れますよ~という概要説明が製品単位で次々と紹介される展開。それぞれ1枚物のスライドで紹介される程度の内容だったこともあって、技術的に踏み込んだものがなく退屈でした…

後半は幅が広がってきましたが、何よりも有意義だったのが SCOM 2007 のデモが行われたこと。私が把握している限りでは、国内で SCOM 2007 が広くデモされたのは今回が初めてだと思います。

SCOM 2007 の新機能である監査系(ACS)のデモを中心に、たとえばパスワード変更の履歴やアカウント作成の結果一覧などを SCOM のレポート機能で表示するデモが行われました。
分かりやすく、また誰もが興味を持ちやすいデモでよかったと思います。間近に迫っている正式リリースへの期待が高まりました。

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というわけで、相変わらずまとまりないですが、レポート終了です。

Microsoft IT インフラ サミット 2007 に参加してまいりました。

【社引力を経営力に活かすためのITインフラ基盤 “People Ready Business”】
http://www.event-registration.jp/events/itinfra07/

このセミナーは、昨年まで Microsoft Management Summit として開催されていたものが名を変えたもので、Microsoft のインフラ系製品やソリューション(特に Management 関連)に特化したイベントです。
# 一般参加3万円と、マイクロソフトの One day イベントとしては珍しく高めの価格設定なのが特徴?

さていつものように、簡単に内容を振り返っておきます。

【基調講演:「Dynamic Systems Initiative (DSI) とSystem Center の進化」】
朝一本目は、Windows Enterprise Management Division Director の Carl Coken による基調講演。
私はこの方をまったく知らなかったのですが、主に System Center 関連製品の統括をしている人のようです。

前半は DSI をキーワードとした Microsoft のアプローチや実績の紹介、後半は System Center ファミリの各製品に関して1枚物のスライドを使った概要説明という流れでした。

基調講演ということで技術的には特に目新しい点がありませんでしたが、Microsoft が DSI というフレーズを打ち出し始めてからもう4年になるという話を聞いて、もうそんなになるのかぁという不思議な感覚でした。ここ数年の間で着実にその進捗が現れてきていると思いますが、やはりプロダクトと違ってそう簡単に世間に定着するものではないですね…

話の前半で特に強調していたのが、“System Center が業界標準を強く意識していること”, “Microsoft 一社で成り立っているものではなく、いろいろなパートナーと協力し、H/W等も含めて一括管理できるように進めていること” という点でした。このあたりは SMS 2003 ITCU とか各H/Wベンダー作成のMOM管理パックといった実績が物語っていますね。また、その内容を、"System Center Ecosystem" という言葉で説明していたのが印象的でした。

後半は(一部製品を除く) System Center ファミリの製品概要紹介でしたが、こちらは知っている人にとっては退屈、知らない人にとっては少なすぎる情報という感じで、やや難しかったですね。まぁ気がつけば System Center という名のつく製品が8つもあるので、それをひとつづつ紹介するだけでも時間がかかってしまうのは仕方がないところ。

【ゼネラルセッション:「経営を支える情報システム基盤」】
午前2つ目は、株式会社情報システム総研の繁野氏によるセッションでした。
情報システム総研という会社は、主に情報システム部門(ユーザー企業)の在り方を考え、そのポジションや役割を高めていくことをコンセプトとして、2006年11月に設立された会社らしいです。
# 基調講演の Carl Coken に続き、こちらも知らなかった(´・ω・`)

内容ですが、とにかく日本における情報システム部門の現状に対する危機感を煽る(警告を発する)言葉が連発していました。また、(キーワードそのものは出てきませんでしたが) EA や SOA といったものを強く意識した構成でした。

いろいろな角度からの発言があって中には?マークがつくようなものもあったのですが、ざっくりとまとめると「企業における情報システム部門がそれぞれのポジションを適切に理解して、もっと自立的になって責任を持てるようになるべし」「情報システムは“人”なしでは存在し得ないので、やはり重要なのは人である」ということになるでしょうか。
私なりの解釈なので、講師の方の意図とは多少違うかもしれませんが…

さらにものすごく解釈を広めると、Microsoft のいうところの People-Ready を、第三者の立場から推進するようなセッションだったと思います。

- Lunch Time -
昼食は参加者全員にお弁当が提供されていたので、そちらを利用。
極端に豪華というわけではないものの、なかなか自分では購入しようとは思い切れないレベルのお弁当でよかったです。

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午後はいよいよテクニカルセッションに入るのですが、少々文章が長くなってしまったので2回に分けます。

2月27日付で、MSKK から System Center に関するプレスリリースが出されました。

【マイクロソフト、企業向け IT システム運用管理製品群「System Center」を本格展開】
http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=2979

内容的に、これまでの情報から変更になった点や目新しい点はありません。
内容云々より「今年、そして来年はシステム管理系に力を入れるよ!」という意思表明のためのプレスリリースであると考えればよいでしょう。

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さて、とにかく製品ラッシュが続く System Center ファミリですが、一部の製品を除けば Microsoft Connect からβ版を入手可能か、あるいは正式版リリース済みで評価版の入手が可能です。

運用で利用するこの手の製品は、どんなに文字ベースで分かったつもりになっても実際とは違うことが多いものです。そのため、とにかく興味がある製品に関しては積極的に直接触ってみることをお奨めします。
β版や評価版には大抵 Step by Step 形式の導入マニュアルが付属していますので、それぞれの製品にあまり詳しくない方であっても導入して雰囲気をつかむことは十分可能です。怖がらずに手を伸ばしてみましょう。

全製品を知っておきたいという前向きな方は、製品がリリースされる順番で導入をしてみるのもよいかと思います。各製品のリリース予定時期は、上記プレスリリースで確認できます。