半年に一回開催されるコンピュータ処理能力コンテスト、"TOP500"。最近は発表のたびに国内メディアでも多く取り上げられるお馴染みの大会になってきました。
で、先日2008年6月版として最新のリストが公開されました。
【June 2008 | TOP500 Supercomputing Sites】
http://www.top500.org/lists/2008/06
第一位は今回のTOP500発表前にすでに話題になっていましたが、1秒間に1000兆回以上の演算を行ったIBM Roadrunner。スペックはBladeCenter QS22/LS21 Cluster, PowerXCell 8i 3.2 Ghz / Opteron DC 1.8 GHz , Voltaire Infiniband という感じでした。前回まで長年にわたって首位を独占してきたIBM BlueGene/L は2位に下がっています。
全体的な特徴としては、「Intelベースのプロセッサが75%と圧倒的(前回からも4%以上の上昇)」であったことや、「マルチコア、特にクアッドコアベースのシステムが着実に増えていること」などがありますが、全体的なところはこれぐらいにしておいて、当Blog的にはこの話題を取り上げておきます。
【Windows(R) HPC ServerがTOP500スーパーコンピューターの25位以内に初のランクイン】
http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=3472
第23位にWindows HPC Server 2008がランクインしています。最近はWindows HPCベースのコンピュータがTOP 500に登場するようになってきていますが、ここまで上位にランクインしたのは初めてですね。まもなくRCの提供が始まるWindows HPC Server 2008ですが、上々の滑り出しという感じでしょうか。
具体的なスペックを知りたい方は↓のリンクをどうぞ。
http://www.top500.org/system/details/8757
いわゆる上位に来る本物のスパコンとはまだまだ差がありますが、ハイパフォーマンス分野においてもWindowsの可能性が着実に示せるようになってきているのはよいことですね。