Microsoftの仮想化関連としては、久しぶりにインパクトの大きいニュースが入ってきました。
Micorosft社とRed Hat社が持つサーバー仮想化製品上で、双方のOS(RHEL/Windows Server)をゲストOSとしてサポートできるようにするという試みが発表されました。
今のところ公式プレスリリースはないようですが、最近のMicrosoftの慣わし?に則って、Virtualization Teamの公式Blogで情報が公開されています。
【Microsoft and Red Hat Cooperative Technical Support】
http://blogs.technet.com/virtualization/archive/2009/02/15/Microsoft-and-Red-Hat-Joint-Technical-Support.aspx
Red Hat社側ではプレスリリースを発表しています。
【Red Hat Moves to Expand Server Virtualization Interoperability】
http://www.redhat.com/about/news/prarchive/2009/svvp.html
ざっくりと読む限り、特別な技術提携などが行われるというわけではなくて、相手の仮想化システム上で自分のとこのOSがゲストOSとしてサポートされるよう、それぞれが検証プログラムを実施するという動きのようです。たとえばMicrosoftの場合は昨年6月にMicrosoft Server Virtualization Validation Program(SVVP)というパートナープログラムを立ち上げていますので、それにRed Hatが参加するという形になります。
なお計画では、RHEL 5.2と5.3がHyper-VゲストOSとしてサポートされることになる見込です。Hyper-Vがサポートする他のゲストOSを見れば仕方ないような気もしますが、もう少し古めのバージョンもサポートしてあげたほうが需要は高まると思うんですけどね。
またゲストOSとなるRHELでは、1vCPUのみの対応となるようです。これもいずれは制限が解除されていくと思いますが、当面はSUSE Linuxとの足並みを揃えるという意味もあるかもしれません。
現時点ではお互いにサポートできるよう検証を始めますよ~のアナウンスだけですが、Hyper-VやHyper-V Server上のサポート対象ゲストOS一覧にRHELが乗ってくるのもそう遠い話ではないでしょう。これまでHyper-V上では唯一SUSE LinuxだけがLinux系OSとしてサポートされていましたが、Red HatもサポートされるとなるとゲストOSが少ないというイメージはかなり払拭されそうです。