昨日の記事でも書いたように、現在開催中のTech・Ed North America 2009からいろいろな最新情報が出てきています。
そんな中で、Hyper-V関連の新しい情報も出てきたようなのでご紹介。
【Tech Ed: Windows Server 2008 R2 Hyper-V News!】
http://blogs.technet.com/virtualization/archive/2009/05/12/tech-ed-windows-server-2008-r2-hyper-v-news.aspx
とりあえず名称はHyper-V R2になるっぽいですね。Hyper-V 2.0という呼び方がこれまで一般的でしたが、RC版でもR2という名称で表示されているようなので確定でしょう。
次にスペック関連の新情報が2つ。
1. 仮想化ホストは64CPU(※コア数)までサポート
リンク先では現行より4倍になったと書いてありますが、パッチを適用すると現状でも24CPUをサポートできるはずなので、正確には2.67倍ですね。
現状でここまで大規模なHyper-V環境を構築するケースはレアだと思いますが、将来性を考えると制限が緩和されたのはよいことでしょう。
2. 1サーバーあたり最大で384VMか合計512vCPUまでのVMを起動可能
こちらは現行だとパッチ適用後で192VM(パッチ適用前は128VM)までサポートしていましたので、ざっくり2倍のVMを立ち上げられるようになったようです。
ちなみにVMware ESXの場合はコアあたりの上限を明記しています。こっちの方が現実的なので、できれば書き方を合わせてほしいところ。
※ESX 3.5の場合、Update 3適用で20VM/コアをサポート(Update 2以前は8VM/コア)。
Hyper-Vの最大構成ベースで計算すると、1コアあたり6VM (=384VM÷64CPU)になるので若干心もとないかなぁ...
まぁここまでの規模感はまず現実的には考えられません(考えたくありません)がヽ(´ー`)ノ
それからLive Migrationに関する仕様も公開。
ホスト間で異なるCPUを使用していてもLive Migrationを実現する機能「Processor Compatibility」が提供されるようです。
ただしIntel ⇔ AMD間といった異なるCPUベンダー間でのLive Migrationはできません。まぁこれはアーキテクチャーを考えれば仕方がないでしょう。
とりあえず現時点で公開できるHyper-Vの仕様関連情報はこれで一段落だと思いますが、具体的なソリューションや技術詳細に関するセッションが後半登場してくると思いますので、それらの情報にも注目していきたいと思います。