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MOT 試験の詳細

MOT試験の詳細情報です。(MOT XPバージョンを前提に記述しています。)

試験の流れ

Office XPの発売に伴い、MOTもXPに対応したスキルが求められるようになりました。
それが今回の試験内容の変化によって示されています。

従来のMOT試験はOfficeのバージョンアップごとに大幅な試験形式の変化をしてきましたが、今回もそれは同じか、あるいは今までで最も大きな変化になっています。

最大の変化はその試験内容です。
XPでは以下の3つの試験をそれぞれ合格することが求められるようになしました。

つまり、MOTという試験は存在せず、3つの基準それぞれを満たすことで総合的に「MOT」と認められるのです。

1つめは PC上で行う筆記試験“Essentials試験”
2つめは従来のオペレーション試験にあたる“MOUS試験”
そして3つめが講義形式の“TTT(Train The Trainer)”です。

これらはそれぞれ希望の日時に受験することができ、互いの結果が他の結果に影響することはありません。

MCP関連の知識をお持ちの方の場合は、3科目それぞれがMCP試験一科目に対応し、それらをすべて満たすとMCSEやMCDBAとして認められるようにMOTとして認定されると考えるといいでしょう。

Essentials

Essentialsを簡単に説明すると、筆記試験ということになります。
ただし筆記試験といってもペーパー試験ではなく、PC上で実施されます。

そのため通常の筆記試験と異なり、
より的確に実力を測るための思考が凝らされています。
たとえば、試験問題は試験者側から見れば完全にランダムに出題され、単純に問題とその回答を暗記しているだけでは対応できないようになっています。
(*厳密には一定のルールがありますが、受験者側で判断することは不可能です)

なお、この筆記試験はアプリケーションおよびそのバージョンごとに用意されています。
以前のMOTではWordとExcelの問題が混合して出題されていたのに対し、今制度ではWordならWordのみ、ExcelならExcelのみの出題になります。

このときバージョンによる区別もなされているため、Word2002の受験時にWord2000の知識は必要とされません。
(2002としての新機能は問われるため、ある程度知っている必要はありますが…)

一見楽になったように思いますが、アプリケーションひとつだけでMOTとして満足する人はそう多くは無いと思われるため、実際には必要となるアプリケーションごと複数回の受験が必要になります。

試験は一科目あたり40分間で50問 、試験終了直後に結果発表に写ります。
試験結果は「A」から「D」までの四段階で表示されるようですが、合格は「A」のみです。
「A」になるためには、単純に50問の合計点が基準を満たしていればいいのではなく、マイクロソフト側で分類したセクションそれぞれで基準点を満たす必要があります。
(このセクションごとの結果も表示されることになっています。 )

なお、このEssentials試験にはりテイクポリシーなどの細かい規定もありますが、通常の受験に当たって必要とされることではないため省略します。

9,000円の受験料を支払って受けることになるこのEssentials試験ですが、これだけ合格しても何もメリットはありません。
(もちろん知識力の向上というメリットはありますが・・・)

よって、MOTを目指していない人が受けるのはやめましょう、っていないか(^^;

MOUS

MOUSは比較的多くの方が知っているPC試験だと思います。
今回のMOTではそのMOUS合格がひとつの基準として加えられることになりました。

試験はPC上で実施されるオペレーション能力を計るものです。
こちらもEssentials同様、各アプリケーションおよびそのバージョンごとに試験が区切られており、ひとつひとつ受験する必要があります。
特に注意したいことは、アプリケーションによっては「上級」「一般」というように2つの区分が用意されている場合があることです。
(2003年現在では、WordおよびExcelが区分わけされています。)

その場合、「上級」「一般」それぞれに合格する必要があります。
つまり、実質2科目に合格する必要が出てきます。

なお、合格基準はEssentials試験に類似しています。
それぞれの操作ごとにセクションが用意されており、各セクションごとに50%以上の正答率、および総合点での合格の2点が求められます。

このMOUS試験ではセクションごと50%以上という基準がネックになって不合格になってしまった方もいるようですので、広い学習を心がけるようにしましょう。

ちなみに、このMOUS試験のみMOTとは別にMOUSとして認定されるというメリットがあります。
MOT認定が最終的に必要とされるかどうかが微妙な人は、とりあえず最初にMOUSを受けてみるのもいいでしょう。

TTT(Train The Trainer for MOT)

MOT-XPになって最も注目を集めたのがこのTTTです。
TTTは従来のMOT試験には存在しなかった「講習形式」を採っています。
講習では、トレーナーとして活躍するにあたっての基礎知識、マナーを初めとするトレーナー養成講座などが集中的に指導されることになります。

このTTTはマイクロソフトと正式契約をしたMOT Training Center のみで実施され、そのため地方に住んでいる方にとってはやや遠出をする必要があるかもしれません。
朝早くから夕方まで、通常2日間のコースで実施され、単純な講義にとどまらず、ロールプレイなどの体験学習も含まれます。

とはいえ、このTTTは「参加すること=合格」と考えてもいいため、やる気の無い方は何も得るものが無いまま終了してしまう可能性があります。
このような形式をとることに対して個人的には懐疑的ですが、せっかく受けることになる以上は本気で望んで「成果を残す」よう頑張ってください。
時間に余裕のある方は、開催校の評判を聞いておくことをお勧めします。
開催校・講師によって、かなり内容に差が生じているのが現状のようです。

なお、このTTTはMOT2000保有者は免除されます。
受験される方で最も注意してほしいことは、受験証明書には「一年間」という有効期限があることです。

TTT受験後にMOUSやEssentialsを受験される方は、申請前に有効期限が切れてしまわないように気をつけましょう。

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