MCP 70-220 受験記 [MCP]
デザイン系2科目目は70-220を選択しました。個人的苦手分野であったこの試験を振り返ります。
受験日は2001年11月5日です。
| 問題数 | 合格点 | HAWKの得点 |
|---|---|---|
| 40問 | 675点 | 878点 |
+ | 前書き| 勉強 | 前日 | いざ | 試験 | 結果 | 総評 |+
前書き
前回受験した70-219同様、70-220はケース・スタディ型の試験です。知識的なものとしては、70-216&217の複合型という話を聞いていました。
そのため、この両科目の復習をしつつ、やはりケース・スタディー対策に
重点をおくことにしました。
勉強の進め方
とりあえず、MCP公式サイトで70-220の試験範囲を確認します。パッと見た感じでは、確かにそれほど新しい知識というものはなさそうです。
が、証明書やRIS、PPTP/L2TPなど、
今までどちらかと言うと“苦手”としてきた分野がたんまりと…
どうやらこの試験、「個人的に苦手な分野、大集合!」になりそうだと感じました。
とはいえ、ここで否定的にならず、
「もう一度これらを復習できるチャンスだ」と自分に言い聞かせ、勉強開始です。
ディレクトリ設計に関しては、前回さんざん勉強してきたため、特に対策はとりませんでした。
逆に70-216のセキュリティ関連はやや忘れてきていたため、
赤本(70-216用)の6章から9章をサラッと読み返し、思い出すことにしました。
赤本を読んでいた思ったんですが、
以前あんなに苦労したものがスラスラ読める自分に感動(笑)
MCSEへの道も後半戦に入り、ようやく力が付いてきた自分を確認できた気がします。
復習ばかりしていても詰まらないので、このあたりは流し読みし、
本格的に70-220対策になる勉強方法を探し始めました。
勉強を始めるわずか1週間前に発売されたピアソンのパーフェクトテキストを読もうとも
思いましたが、いかんせん分厚すぎです。
こいつは見なかったことにしました(^^;
ほかに70-220対策の参考書はなく、さてどうしようか?と思っていたところに現れたのが、
最近頼りっぱなしのiStudyです。
あまりの高額なため、もともと今回使う予定はありませんでした。
しかし、iStudyの正規のユーザーは@iStudyなるものを\4,500で購入できることを知り、
思わず衝動買いです。(この値段でも安いとは思えないが・・・)
この@iStudyなんですが、通常のiStudyのようにCD-ROM化されているのではなく、
完全なWeb上での試験対策になります。
最大90日間という制限はあるものの、その他は従来のiStudy同様の機能を使えます。
模擬試験中、常にインターネットに接続している必要があるため、
ダイアルアップユーザーにはお勧めできませんが、常時接続の場合はかなりお得と言えるでしょう。
PC版のiStudyと違って、画面サイズを自由に変えられるのもいい♪
4題あるiStudyのケース・スタディをやってみて思ったことですが、
70-219の時のように「ケースが描ければ何とかなる」というレベルではなさそうです。
もちろんケースを描くことも重要ですが、実際の設問では長いケースのある一点を
問われるものが多く、かなり慎重に読む必要があります。
こういう緻密なものの方が得意な方もいると思いますが、個人的にはかなり苦しかったです。
iStudyに加え、スクールの練習問題を解き、
セキュリティにおけるケースの描き方のコツが分かってきました。
しかし、設問を解くとなると別です。
前述の通り、70-220では非常に細かい点に集中しなければいけないため、
いざ設問を解くときに最後の2択で苦しむことになってしまいます。
解説を読むと答えとなるものが分かり、理解できるものの、
自分で長い事例から対応する文章を探すことができず、不安いっぱいです。
ケースを描くことも、設問の意味を理解することもできるのに、
明確な回答を探すことができない…
試験前日
iStudyのケースは完全に覚えてしまったので、新しいケースで実力を測ることも出来ず・・・Tech Net の「ネットワークのセキュリティ」を参照し、自分に気休めを入れた程度です。
いざ出陣 !
前回同様、高田馬場のクアトロラーニングでの受験です。午後1時開始の試験で、起床が午前11時30分過ぎだったため、かなり慌てての出発です。
試験が始まった
試験は問題数40問・合格ラインは675点。分かっていたとはいえ合格ラインが高いのが、この試験のひとつの特徴です。
- CASE 1
意外とケースが短かったと思います。
設計図は簡単に描けるものの、やはり設問に対する明確な回答を出せない。
最初の数問はほとんどフラグをつけていきました。
後半に入って、「あれっ?」と思いました。
とある設問で、ある選択肢を選択すると、どう考えても他の設問も選択肢がひとつしか残らなくなる。
こんなんでいいのか?と思いつつ、おかげで最初の数問もはっきりとした選択肢を選べました。
- CASE 2
難易度的にはCASE 1 よりやや簡単でした。
非常に細かい点も問われ、ケースと設問を行ったり来たりしましたが、
集中してケースを見ると、確実な答えが浮かび上がってきました。
- CASE 3
ぱっとケースを見たところ、ひじょうにiStudyのケースに似ていました。
設問を見ても同じようなものばかりだったため、特にケースを描かずに解いてしまいました。
- CASE 4
4ケース中、もっとも長かったです。
設問に対応する文章を探すのに、かなりの苦労を強いられました。
また、ドラック&ドロップの設問が多く、面倒でした。
ドラッグ&ドロップ型の設問はどのケースにもありましたが、最初は回答方法が分からなかった…
どうにか集中力を保たせ、最後の力を振り絞りました。
4ケース終了時点で、1時間ちょっと経過していました。
座席で一休みし、復習にかかります。
CASE 1・2・4 は最初の選択肢から変える必要はなさそうです。
が、CASE 3 をみてビックリ!iStudyと非常に似ているケースなのに、
ビミョウに違うことが判明。
そのビミョウな違いが選択肢も変える必要を呼び、あせりました。
仕方がないので、改めて事例を読み、ボードにケースを描くことに…
やっぱり正当法で行ったほうがいいですね。
すべての見直しを終え、「試験終了」ボタンをクリック。
本当はもう少し見直ししたかったんですが、朝(昼)ご飯を食べていなかったため、
お腹がダウンしてました(^^;
結果発表
もしかしたら、満点も可能かも!?と期待しての結果待ち。が、結果は878点。ちょっと自分に納得がいきませんでした。
合格の喜びよりも、期待していた点数に達しなかった悔しさのほうが大きかったです。
う~ん、未だにどこを勘違いしていたのかが分かりません。 しかも100点以上も…
総評
70-219同様、MCSEコア4科目を合格している人なら、知識面で苦労することはないと思います。
ただし、DMZやSMB署名など、今までのWindows2000トラックでは
出てきにくい内容も一部含まれてるので確認が必要です。
この試験の最大の難関は“注意力”をどれだけ保てるかでしょう。
事例を細かく見ていけば、ほとんどの設問は解答がそのまま書かれています。
特に注目すべき点は以下の2つだと思います。
- 既存の環境と想定する環境の差異(ギャップ分析)
特に集中管理なのか分散管理なのかをはっきりと認識することが重要です。
- サーバー/クライアントの環境
(Windows 2000 のみか、ダウンレベルOSやWindows以外が含まれるか)
ダウンレベルOSが含まれる場合、L2TPなど使用できない機能があるため。219が「大きな森」を見ることに重点を置くのに対し、220は「小さな木々」を見る、
とでも言えばいいでしょうか。
細かいことを見るので疲れますが、それが出来れば確実に合格できます。
また、219のように「ケースが描けなければ10問すべて落とす」ということもないので安心。
逆に言えば、70-219はケースさえ描ければ簡単に解ける試験であるともいえますが…
できれば70-219や70-221でケーススタディに慣れた上で、
70-220を受験されることをお奨めします。
Posted by Hawk